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歴代NYファッションウィークで起きた伝説的ハプニング4

ELLE ONLINE 9/17(土) 21:00配信

現在開催中のNYファッションウィーク。人気セレブがフロントロウに集結し、その華やかさと比例して、派手なハプニングも続々と発生。1990年以降に起きた、生々しい珍事件をプレイバック。

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【1990年】悲惨! ファッション界の重鎮たちへ天井が降臨事件

事件の詳細
まだ20代だったマイケル・コースがNYのロフトでファッションショーを行った1990年の出来事。なんと、ショー会場の天井の一部がはがれ落ち、当時『ヘラルド・トリビューン』紙の名物ジャーナリスト、スージー・メンケスの頭に、そして『ヴォーグ』のベテランエディター、キャリー・ドノバンの膝にと次々降りかかった! 同じくフロントロウに座っていたアナ・ウィンターが、スージー・メンケスの頭から石膏を払い落とす姿がなんとも涙ぐましかった一件。

なぜこんなことに?
ディスコミュージック好きなマイケル・コースがショーのために選曲したのは、オデッセーによる「Use It Up, Wear It Out」。ノリノリのナンバー”1-2-3, shake your body down(1、2、3、で身体を揺らして!)”のところで、低音が鳴り響き、それとともに天井が崩れ出したという。

そしてその後……
NYファッションウィークを取り仕切るフェーン・マリスが、デザイナーたちがコレクションを発表する場として「7th on Sixth」をスタートさせたのは、それから2年後の1993年のこと。

【1999~2003年】異端児ミゲル・アドローバーのやりたい放題事件

事件の詳細
今や天才とされているミゲル・アドローバーも当時は、無謀で失礼極まりない若きデザイナー。「バーバリー」のトレンチコートを解体してリメイクしたり、「ルイ・ヴィトン」のバッグをスカートに仕立てたりとやりたい放題。(当時はデザイナー同士のコラボレーションという概念はなく、ミゲルは自分たちでこれらのブランドアイテムを調達するしかなかった。ミゲルのコレクションに登場した「ルイ・ヴィトン」のバッグは、ある雑誌の倉庫から盗まれたサンプルとの噂も!?)。ミゲルは、アメリカの国旗をパッチワークしてドレスにしたほか、あるショーでは生きたヤギを登場させた。しかも、このヤギがとんだディーバぶりを発揮し、ランウェイを一切歩かなかったのだとか。2001年9月9月に行われたショーでは中東にインスパイアされた「ユートピアコレクション」を発表した。

そしてその後……
2001年9月11日のテロの2日後、ミゲルは中央情報局(CIA)と一悶着を起こしたのをきっかけに、彼の投資家のビジネスが破綻し、実質的にブランドを終了することになる。あるエディターはミゲルのローワー・イーストサイドでのショーを思い出してこう語った。「出入り口が一カ所しかない会場で、みな火災時の心配をしていた。フォトグラファーの撮影場所があるエントランスに立っていたが、アナ・ウィンターが入ってきて、写真を一枚だけ撮って去っていった。それでもショーは続いたが、これがミゲルの引退を決定付けることになった」そんなミゲル・アドローバーは今、故郷のマジョルカ島でコーヒーショップを経営しているらしい。

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最終更新:9/18(日) 1:58

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