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京都の地下鉄を救った“萌えキャラ” 女子高生キャラクター太秦萌ちゃんとは?

AbemaTIMES 9月17日(土)14時46分配信

歴史的な建造物が立ち並ぶ古都、京都。そんな京都の地下鉄構内には、一見京都のイメージにそぐわないような“萌キャラ”のポスターが並んでいる。彼女の名前は「太秦萌」。地下鉄が仕掛けた女子高生キャラクターだ。その誕生には、地下鉄の起死回生をかけた物語があった。

当時多額の赤字を抱えていた地下鉄は、何か増収、増客のために話題になるような取り組みをしようと模索していた。そこで考えたのが、市役所の若手職員でチームを編成し萌キャラを使った企画を展開しようというアイデアだった。

2011年に結成されたこのチームの名前は「燃え燃えチャレンジ班」。まさに地下鉄の起死回生に燃え、チャレンジするチームだった。しかし、予算はあまり投入できない。太秦萌のデザインを担当したのはなんと1人の職員の妻であった。最初は大きな話題にもならず苦戦した太秦萌だが、2013年に転機が訪れる。地元京都のデザイン会社・GK京都が太秦萌のリメイクを提案してきたのだ。髪型から、衣装まで大きくデザインをし直し、太秦萌生まれ変わった。

デザイン会社の協力により生まれ変わった太秦萌。その後はみるみるSNSや口コミで話題になり、沿線内のお城やミュージアムなどの施設とコラボしたり、ご当地ポスターを発行したり、イベントではラッピング電車の走行も行うようになった。グッズの販売には多くの人が殺到。地下鉄への乗車人数も太秦萌の知名度と共に着実に上昇していき、数年前は100億円以上赤字だった収益が去年だけを見れば、ついに黒字化に成功するまでになった。

太秦萌の人気はとどまることを知らず、アニメ化もされた。太秦萌のCMは好評を博し、クラウドファンディングでアニメ制作の費用を募ると、目標金額を大きく上回る1000万円を集めるという結果を叩き出した。

地下鉄の起死回生のために生まれた太秦萌。いつのまにか地下鉄を飛び越え、沿線地域の活性化、そしてアニメファンに愛されるキャラクターにまでなった。彼女の活躍は、まだまだ止まりそうにない。 なお、なお17、18日に京都で開催される関西最大のマンガ・アニメフェア、「京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア)」でも限定グッズが販売されるという。

最終更新:9月18日(日)0時14分

AbemaTIMES

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