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イヤイヤ期ならではのお子さまとの接し方とは?

ベネッセ 教育情報サイト 9月17日(土)14時0分配信

「お着がえヤダ!」「ネンネしない!」「歯みがきヤダ!」
ついこの間までニコニコと言うことをきいてくれていたお子さまが、2歳前後になると何でも「イヤ!」と言い始める…。「イヤイヤ期」と呼ばれるこの時期は、保護者にとっても大変ですよね。保護者が、子どもの接し方について初めて悩むのもこの時期かもしれません。
どう接すればイヤイヤ期の子どもを納得させられるのでしょうか? 今日からすぐに使える、簡単なポイントをご紹介します。

どうして2歳前後に「イヤイヤ」が始まるの?

2歳前後というのは、「歩く」「話す」という能力がぐんと伸びる時期です。この2つの成長は、子どもが「自分の思うままに行動する」こと、つまり自立への第一歩となります。
そして、「歩く」「話す」を自分の意志で自由にできるということは、子どもにとってとても楽しいことです。

しかし、いつも自由に好き放題されては、親は困ります。そこで親は自由を制限しますが、子どもはそれがイヤで、「イヤイヤ!」となるわけです。
なかなか言うことを聞いてくれないと親も大変ですが、イヤイヤ期は、それまで受動的な赤ちゃんだった子どもが能動的に自己主張をする方法を学んでいくという、成長の大切な一段階なのです。

イヤイヤ期の子どもの接し方、5つのポイント

それでは、どのように接すれば効果的なのでしょうか? 具体的にご紹介します。

【ポイント1】感情的にどならない
感情的に大声でどなりつけても子どもの「納得」には至りません。また、2歳児を大人と同じように理屈で納得させることはできません。子どもの反応に合わせて臨機応変に対応してあげることが大切です。

【ポイント2】「叱る」と「諭す」を使い分ける
「叱る」とは、本当に悪いことをしたとき、それを強くとがめること。「諭す」とは、善悪などを納得できるように説明して聞かせ、正しい方向に導くことです。自己主張や反抗なら諭してあげましょう。しかし、お友達を叩くなど「他人を傷つける言動」をとったときや、危険な場所に立ち入るなど「自分を傷つける言動」をとったときは、毅然とした態度で「叱る」ことが必要です。

【ポイント3】叱るときはすぐにその場で叱る
時間が経ってから叱っても、子どもは何のことかわかりません。ただ「怒られた」というマイナスイメージを抱いてしまい、そこから学ぶことができなくなってしまいます。叱る必要があるときは、すぐにその場で叱りましょう。

【ポイント4】短時間で叱る
長々と叱っても子どもは集中できません。短い時間できちんと向き合うことが大切です。長々と難しい言い回しはせず、子どもにもわかるような言葉でしっかりと目を見て伝えましょう。

【ポイント5】しっかり甘えさせること
自立し始めているとはいえ、2歳児はまだまだ親の助けが必要です。また、親から受けた愛情を自分から返そうとする時期でもあり、子どもは自己主張と親を喜ばせたい気持ちの間で葛藤しています。甘えるときはうんと甘えさせて、叱った後は「さっきは叱ったけれど、ママやパパはあなたの味方だよ」と伝えてあげましょう。

ときには親も子も力を抜いて!

イヤイヤ期は保護者として悩む場面も多くなりますが、前述のようにお子さまの成長にとって必要な一段階です。そして、成長の途上にあるお子さまがコミュニケーションや生活するうえで必要なさまざまなことを上手にできないのは当然のこと。
お子さま自身、気持ちがうまく伝わらなかったりやりたいことがうまくできなかったりすることと、一生懸命葛藤しています。そんなお子さまの育児を、ママだってパパだって、いつも頑張っていますよね。できないことを叱るばかりでなく、ときには「できた!」を親子で笑い合って、力を抜いてみることも必要かもしれません。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:9月17日(土)14時0分

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