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【MLB】上原浩治は「MLB救援で最も遅い速球」でレ軍救世主に!? 米紙が特集

Full-Count 9/17(土) 21:09配信

前半は苦戦も、怪我から復帰後は5試合連続無失点登板

 レッドソックスの上原浩治投手が16日(日本時間17日)の本拠地ヤンキース戦で5点リードの8回に登板し、1イニングを無安打無失点に抑える好投を見せた。7-4で勝利したチームはこれで2連勝。右胸筋を痛めていた上原は9月7日のパドレス戦で約1ヵ月半ぶりに復帰後、5試合連続無失点となった。

上原浩治のNPB・MLBでの年度別通算成績

 この日は4番カストロを空振り三振に仕留めると、グレゴリアスを三ゴロ、ヘドリーを中飛と3者凡退で打ち取った。前半戦に苦戦したこともあり、ここまで2勝3敗、6セーブで防御率3.95。安定感に欠けるブルペンを支える存在として、復帰前から現地で待望論が湧き上がっていたベテラン右腕は、復帰後は期待に応える活躍。ア・リーグ東地区首位を走るチーム内で、頼れるリリーバーとして評価が急上昇している。

 地元紙「ボストン・ヘラルド」電子版も、この日の登板前に特集記事を掲載。「コウジ・ウエハラはMLBのリリーバーで最も遅い速球にも関わらず、レッドソックスで際立っている」との見出しでレポートし、「レッドソックスは、MLBで最も球速が遅いリリーバーがブルペン陣を救ってくれると信じている」と伝えている。

 記事では、現在の速球の平均球速が負傷前から2マイル(約3キロ)ほど落ち、86マイル(約138キロ)となっていることを紹介。「ウエハラはMLB全体で最も球速の遅い直球を投じるリリーフ投手」と言及しつつ、それでもチームから大きな信頼を勝ち得ている様子をレポートしている。

ファレル監督「彼がマウンドにいる時は安心して見ていられる」

 スプリットも復帰前から2マイル(約3キロ)ほど遅い平均78マイル(約126キロ)となっているというが、そんな右腕に対し、ジョン・ファレル監督は「彼がシーズン当初に比べてパワーダウンしているとしても、(好投の要因は)ひとえに彼のボディコントロールと制球力によるところだろう。そこに長年の経験と知識が加味されている。彼がマウンドにいる時は、ベンチから安心して見ていられる」と高評価を下しているそうだ。

 これまでも上原は球速に関係なく、安定感抜群の投球を見せてきた。メジャーでは150キロ台後半から160キロ以上を投げる剛腕投手も珍しくないが、上原は140キロ台前半の速球でメジャーの強打者から簡単に空振りを奪う。そんな切れ味鋭い投球は以前、現地のテレビ実況でも「彼の88マイル(約142キロ)の速球は95マイル(約153キロ)に見えます」と評されたほどだった。

 今回の特集の中でも、指揮官から「自身の体調面やフォームをしっかり把握しているベテラン選手というのは、信頼することができる。復帰後、彼はチームをしっかり支えている」と称賛されている上原。3年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す名門で、“救世主”として期待される右腕が再び輝きを放ち始めている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:9/17(土) 21:16

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