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大地震想定し模擬給油訓練

紀伊民報 9月17日(土)17時0分配信

 石油精製・元売会社などでつくる産業団体「石油連盟」(東京都千代田区)と和歌山県は16日、田辺市新庄町の紀南病院で、南海トラフ地震を想定した模擬給油訓練をした。

 大規模災害発生時に国や被災自治体、石油連盟が連携し、石油精製・元売会社の枠組みを超えて各社が安定的な燃料供給を目指すための訓練。

 南海トラフ地震の発生で、関東―四国地域の被災地域で一部出荷基地が出荷できなくなり、静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、香川、高知、愛媛、大分、宮崎県から政府経由で緊急的な石油供給の要請があったと想定した。

 訓練は14~16日にかけて実施された。14日、15日は東京都の経団連会館内、石油連盟第3会議室であった。同連盟、石油精製・元売会社、経済産業省資源エネルギー庁が被災状況の情報を集め、各県から受けた石油供給要請に対し、供給可能な元売会社に対応を割り振る訓練をした。

 紀南病院であった16日の訓練では、供給要請を受けて石油元売会社が派遣したタンクローリーが、同院敷地内の給油口前に停車して4メートルのホースを接続し、灯油2万リットルを模擬給油した。県や石油連盟、東燃ゼネラル(東京都)、紀南病院などから約30人が参加した。消防署や災害拠点病院など、災害援助の拠点となる県内8施設から11人が見学に訪れた。

最終更新:9月17日(土)17時0分

紀伊民報