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就労、買い物弱者を支援 能登・瑞穂で礎会、スーパー受け継ぐ

北國新聞社 9月17日(土)3時16分配信

 能登町の社会福祉法人礎会は16日、同町瑞穂に障害者が手掛けた野菜やパン、日用品などを販売する就労支援施設「げんきパンほんぽ」をオープンした。今年2月に閉店した瑞穂で唯一の小規模スーパー跡地で、障害者の就労の場と買い物に困っているお年寄りの生活を支える。

 瑞穂には小規模スーパー「Fショップ瑞穂」が地域の生活を支えていたが、店主が高齢となったため閉店した。礎会は瑞穂で「自立支援センターみずほ」と「げんき農園」を運営しており、地域の買い物弱者を支援しようと受け継ぐことを決め、店舗を取得した。

 自立支援センターみずほでは、障害者約40人と職員が「げんきパン」と名付けたパンや漬物などを製造し、野菜や果物を栽培している。げんきパンほんぽでは、これらの商品に加え、加工食品や飲料、日用品などを販売し、職員と障害者が商品を並べたり、接客したりする。今後は買い物が困難な家庭への宅配なども計画している。

 16日は食料品などを買い求める地元客でにぎわい、げんきパンが人気を集めた。お年寄りからは「これで買い物が楽になる」などの声が聞かれた。

 礎会の石井良明理事長は「就労支援と買い物弱者への支援、一石二鳥の場にしたい」と話し、障害者と地域住民との交流の場となることも期待した。営業は午前8時半~午後6時で、日曜が定休日となる。

北國新聞社

最終更新:9月17日(土)3時16分

北國新聞社