ここから本文です

本田が中高生にプロを目指す“覚悟”を熱弁「本当に自分の夢を信じているか」

SOCCER KING 9月17日(土)16時35分配信

「プロになるために何をすればいいのか。言われたことを黙ってやるだけじゃだめ。自分で考えなきゃいけない」

 かつて“挫折”を味わった本田圭佑が中高生に向けて熱弁を振るった。

 本田のマネジメントを務めるHONDA ESTILO株式会社は、グループ傘下にあるジュニアユース4チームとユース1チームのセレクションを全国各地で数回にわたり開催する(セレクション情報はこちら)。これまでもタイミングが合えば本田自身がトレーニングを視察してきた。冒頭の言葉は、今夏にジュニアユースチームの視察をした時のものだ。プロを目指す少年たちにとっては、海外で活躍する選手との交流は貴重な経験になったに違いない。

 本田は、少年たちと同時期にガンバ大阪のジュニアユースに所属していたが、ユースに上がることはできずに星稜高校へ進学した。自ら“挫折”と語るほど大きな出来事だったが、それでも当時の本田には確固たる信念があり、「プロに進むために何をするべきか」、「自分に何が足りていないのか」を必死に考えたという。

「残り3、4年でプロになれるかなれないか。もしくはその後に大学へ進んでプロの道を探るか。どちらにしろ、みんなに残された時間はそんなにない。この3年間でどうやって自分たちが夢であるプロ選手になるか、もしくは日本代表や海外クラブでプレーするのかを考えた時に、まず一つは自分が本当にその夢を実現できると信じているのか、本当にプロになりたいと思っているかというところが一番大事」

 プロになるために「夢を諦めない気持ち」と「覚悟」を持ってほしいと訴える。練習については、「練習の時間よりも練習をしていない時間」の方が大事だと話し、「ここ(の練習)だけを本気でやるんじゃなくて、帰ってからもしっかりと覚悟を示さないといけない」と、食事や睡眠の管理、練習後の振り返りが必要不可欠だと呼びかけた。さらに「君たちはまだ14歳、15歳で、まだまだ可能性がある。“成長力”こそが一番の魅力」と、参加者たちにはプロへ進む可能性が十分にあると伝えた一方で、「今からすごい勢いで成長できないやつはプロには届かないままで終わる」と、今の年齢から努力できるかが分かれ道だと強調する。

 本田は、2008年に名古屋グランパスからVVVフェンロ(オランダ)へ移籍して以降、海外クラブを渡り歩いてきた。自らが海外に挑戦したことで実感した世界との差については、「君たちよりも貧しいヤツらが、家族を守るために毎日死に物狂いで練習してるんやで。その貧しさとか想像できひんやろ。帰ったら毎日当たり前にご飯が待っているから。ご飯が待ってへん子たちが本当にいっぱいいる。そいつらは眼の色を変えてサッカーで成功しないと家族を養っていけない。でも君たちは失敗してもサラリーマンになって家族を養っていける。本気でプロになりたいなら、そういうヤツが世界にいる」と、プロを目指す上での“覚悟”が違うと言明。プロの世界ではそういったバックグラウンドを背負ったチームメイトや対戦相手との競争を勝ち抜かなくてはいけないことを伝えた。

 中学3年生で挫折を味わいながらも日本代表まで上り詰めた本田は、「下手でもプロになれる」という持論を地で行く。最後に「プロになる可能性は全員にある。でもそれには成長曲線をぐんと上げなきゃいけない。それを忘れないでほしい」と語りかけ、少年たちにプロになるための心構えを伝授した。

SOCCER KING

最終更新:9月17日(土)17時15分

SOCCER KING

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]