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京都造形大生制作のねぶた初展示/青森

Web東奥 9月17日(土)11時35分配信

 授業でねぶたの制作技法を学んでいる京都造形芸術大学(京都市)の学生らが作る「京造(きょうぞう)ねぶた」が17日から、青森市のリンクモア平安閣市民ホールで展示される。京造ねぶたが同市で展示されるのは初めて。さらに同日、同市と同大は協力して事業を展開し、文化芸術振興やまちづくりに生かす包括連携協定を結ぶ。
 同大は学生にものづくりの基礎を学んでもらおうと、2007年から、ねぶた制作を1年生の授業に取り入れている。青森ねぶたとは違い、デザインに制約がなく、色を塗らずに白い紙のままで、紙の厚みで光の陰影を表現することなどが特徴。
 制作を始めて10年目の今年は、学生たちが13日に青森県入りし、作業に取りかかった。学生有志5人らは、ねぶた師の竹浪比呂央さんの協力を得ながら、同市の三内丸山遺跡から出土した重要文化財「大型板状土偶」のねぶたを作った。
 チーム代表を務める同大4年の山田純さんは「先輩たちが独自の表現として築いてきた京造ねぶたを、ねぶたの本場の青森県で展示して、どんな化学反応が起きるか楽しみ」と語った。
 京造ねぶたは、同ホール1階ギャラリーで17日から10月7日まで展示される。写真展「京造ねぶたの軌跡」も17~23日、同市の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で開かれる。

東奥日報社

最終更新:9月17日(土)11時35分

Web東奥