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黒煙上げ迫力満点、青森県内5年ぶりSL運行

Web東奥 9月17日(土)19時16分配信

 9月末まで行われている青森県・函館デスティネーションキャンペーン(青函DC)の中核イベントとして、JR東日本は17日、「SL銀河青函DC号」(178席)を青森-弘前間で1往復運行した。黒煙を上げる迫力満点の姿に、駅や沿線では多くの住民らが手を振って歓迎。2011年6月以来、約5年ぶりとなる青森県内でのSL(蒸気機関車)運行を盛り上げた。
 JR青森駅で行われた出発式には、三村申吾知事、JR東日本・大内敦執行役員盛岡支社長ら約50人が出席。青函DC推進委員会の若井敬一郎会長が「乗客の皆さんには、煙を舞い上げて走るSLの力強い姿や温かいおもてなしを楽しんでもらいたい」とあいさつした。小形尚文青森駅長が出発の合図をすると、「ピィーッ」と大きな音で汽笛を鳴らし、満員の乗客とともにゆっくりと走り出した。
 鉄道が大好きだという青森市の中村寛大(かんた)くん(5)は、初めて乗るSLに「ドキドキしてる。いろんな景色が見られるのが楽しみ」と笑顔。八戸市の女性(65)は「車体がとてもきれい。孫と一緒に楽しみたい」と話し、家族5人で乗り込んだ。
 この日は停車駅でも歓迎イベントを実施。大釈迦駅では青森ねぶた祭のハネトと囃子(はやし)方が乱舞で出迎えたほか、ハネトの鈴を乗客にプレゼントした。また弘前駅でも下り列車の運行に合わせて出発式を行った。
 SL銀河青函DC号は19日も1往復運行する。席は既に完売している。このほか同号の魅力を感じてもらうため、18日には、停車中の客車内を見ることができる車両展示会を青森駅ホームで行う。開催時間は午前11時~午後1時半。入場券などを買い、改札を通る必要がある。

東奥日報社

最終更新:9月18日(日)8時29分

Web東奥