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欧州債(16日):ドイツ10年債上昇、利回りは一時マイナスに再び突入

Bloomberg 9月17日(土)2時44分配信

16日の欧州債市場では、ドイツ10年債が上昇し週間の下げを帳消しにした。欧州中央銀行(ECB)に追加金融緩和の余地があるとの臆測を背景に、利回りは再びマイナスに低下する場面があった。

8日の記者会見でドラギECB総裁が量的緩和延長を示唆しなかったことに伴う債券売りは消えつつある。ECB政策委員会メンバーでドイツ連銀総裁のバイトマン氏が、ECBはキャピタルキーに基づく資産購入を維持すべきだと主張したことを受け、この日は周辺国国債に比べて中核国の国債が買われた。

みずほインターナショナルの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏(ロンドン在勤)は「ドイツ10年債利回りを例に取ると、適正水準はマイナスだと思う」との見方を示し、「極めて移り気な相場展開が続いている。日銀をはじめ中央銀行の結果が得られる来週まで、この状況が恐らく続くだろう」と述べた。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下のプラス0.01%。一時は今月9日以来のマイナスを付ける場面があった。2026年8月償還債(表面利率ゼロ)の価格は0.24上昇し、99.926。

ポルトガル10年債は反発。S&Pグローバル・レーティングが同国格付けを据え置いたことが好感された。だが利回りは週間で26bp上昇し、一時は英国が欧州連合(EU)離脱を選択して以来の高水準に上昇した。

原題:Germany’s Bond Rally Pushes 10-Year Yield Back Below Zero(抜粋)

Lukanyo Mnyanda

最終更新:9月17日(土)2時44分

Bloomberg