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新たなアイデアを取り入れた「タクシー」 女性ドライバー、ゆっくり走行、水上タクシーなど

MONEYzine 9/18(日) 14:00配信

 電車やバスとともに、人々の移動手段として欠くことのできない公共交通機関「タクシー」。さまざまなニーズに対応すべく、各社は知恵を絞り、これまでにないサービスを次々と形にしている。今、人々の心をつかむのは、新たなる快適さの提供といえそうだ。

 日の丸交通(東京都文京区)は女性利用者を対象に「なでしこタクシー(女性ドライバー指定サービス)」をスタートさせた。専用ウェブサイトで会員登録すれば、後は予約するだけ。利用当日は、指定する時間・場所に女性ドライバーがやってくる。女性の利用者にとって女性ドライバーは、同性ならではの細やかな心配りが何ともありがたく心地よいようだ。使用料金は、迎車料金310円、初乗運賃730円、加算運賃90円。サービス提供エリアは、東京23区+三鷹市+武蔵野市となっている。

 「タートルタクシー」は、助手席シートの裏手にある「ゆっくりボタン」を押すと、急発進や急加速なし、通常よりは少々ゆっくりめの走行となるサービスだ。ゆっくり運転することで乗り心地が快適になり、CO2排出量の削減にもつながる。サービスを考案したのは三和交通(神奈川県横浜市)。ゆっくり走ってと言葉で初対面のドライバーに伝えることは気が引けるが、同サービスはボタンひとつで完了する。手軽さもあって、通院や子ども連れの利用者を中心に支持されているようだ。

 そして海や河川を走るタクシーも、この夏から本格始動となった。東京ウォータータクシー(東京都港区)は、日本初の水上タクシーの専業会社。2015年11月からのチャーター限定の試験運行をへて、今年8月からはJR田町駅にも近い新芝橋から天王洲間(約25分・料金は1人500円)など、一部乗降場で必要な時に利用できるオンデマンド運行がスタートした。まだ陸上を走るタクシーのような気軽さはないが、いよいよ日本でも本格的な水上タクシーの時代の幕開けだ。黄色い船体の同タクシーの今後の展開に注目が集まる。

 多様化するニーズに合わせて、今後もありそうでなかった、そんなタクシーが現れそうだ。

最終更新:9/18(日) 14:00

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