ここから本文です

<J1磐田>したたかな鹿島に屈す 第2ステージ第12節

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月18日(日)8時17分配信

 後味の悪い敗戦だった。1点を追う後半28分。磐田のGKカミンスキーが鹿島の鈴木との1対1のピンチをしのいだかに見えたが、反則の判定。PKで手痛い追加点を許した。意気消沈した32分にオウンゴールで3失点目。追い打ちを掛けるように42分にパパドプーロスが退場した。

 試合の入りは良かった。「推進力を持って相手を怖がらすことができた」と名波監督。しかし、前半25分の失点で流れが変わった。鹿島にじっくり時間を使われ、鋭いカウンターから再三ピンチを招いた。失点はいずれもセットプレーから。隙を逃さない相手のしたたかさにも屈した。

 2失点目の不運なPKが試合を決めたのは確かだが、負けた理由は別にある。指揮官が挙げた課題はクリアボールの質。森下は「処理しづらかった」と相手との差を認めた。

 敗戦の中にも収穫はあった。主将マークを初めて巻いたカミンスキーは「最後まで前向きにプレーした。この結果を恥じるべきでない」と話す。リーグ戦で初先発の石田と初出場の荒木も特長を発揮した。名波監督は試合後、「この敗戦を良い勉強にして戦おう」と選手を鼓舞した。次節から残留を争う湘南、新潟との2連戦。課題を冷静に見つめ直し、宿敵に挑む。

静岡新聞社

最終更新:9月18日(日)8時17分

@S[アットエス] by 静岡新聞