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バンダイ、ハロウィーン市場に「変身シリーズ」 子供向け衣装を大量投入

SankeiBiz 9月19日(月)8時15分配信

 バンダイは、子供用のハロウィーン向け商品として、アニメキャラクターなどになりきるためのアパレルシリーズ「変身シリーズ」を順次投入する。同社は、急拡大が見込まれているハロウィーン関連市場に、得意とする子供向けキャラクターグッズを大量投入することで、一大商戦を盛り上げていく考えだ。

 同シリーズは、身につけるだけで簡単にキャラクターになりきることができる「変身マント」(価格は1944円)や「変身かんたんドレス」(同)、テレビ番組さながらの究極のなりきりが楽しめる「DX変身スーツ」(同6372円)など、豊富なキャラクター数とさまざまなシチュエーションに対応する幅広いラインアップで展開する。

 ハロウィーンは、10月31日に行われるお祭り。古代ケルト人が起源と考えられている。米国で民間行事として定着、発展してきたが、近年は日本でも盛んに楽しまれるようになっている。日本記念日協会の推計などによれば、2010年には380億円程度だったハロウィーン関連市場は、14年には約3倍の1100億円にまで拡大。同年1080億円程度だったとみられるバレンタイン関連市場と肩を並べ、7000億円弱と推計されるクリスマス関連市場に次ぐ規模になっている。

 ハロウィーン関連市場の拡大はまだ続いており、15年には1220億円規模、今年は1300億円以上になるとみられている。中でも、仮装して街にくり出すなどの楽しみ方が特徴となっていることから、アパレルや雑貨などの需要も大きいとみられている。

 こうした動きに連動し、子供にまつわるハロウィーン関連市場も拡大。バンダイによれば、ハロウィーンイベントへの親子での参加が増えているという。バンダイが実施したウェブ調査では、9歳以下の子供がいる家庭のハロウィーンイベントへの参加意欲は今年、前年比45%増となった。

 こうした事情を背景に、9月以降、テーマパークや流通、食品、外食産業なども交えた商戦が熱を帯びている。折しも日本では、個人消費が低迷する中で消費喚起の起爆剤になれば、との期待も高まっている。

最終更新:9月19日(月)9時18分

SankeiBiz