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<1面コラム>医療費の自己負担

伊豆新聞 9月18日(日)15時7分配信

 「医療費の負担割合が変わったのに、病院窓口でこれまでの負担で請求された。後で返金してもらったが…」。熱海市中央町にある熱海新聞の事務所に、市内のマンションに住む男性が立ち寄り、少し憤慨した様子で話し始めた

 ▼医療費の自己負担は、原則的に70歳未満が3割、74歳までは2割(一部は1割)。75歳以上は後期高齢者医療制度で1割となり、高額医療費の自己負担限度額も低くなる

 ▼自己負担が変わった直後だったため、事務で勘違いしたのだろうか。だが、「年齢は保険証で確認できるはず」と話す。通院する3カ所の病院で同じ間違いが起きたため、各所に出向いて手続きをし直して来たという。「担当者の忙しさも分かる」としながらも「支給に誤りがあった年金問題を思い出す」と加えた

 ▼国は、国民の健康増進に力を入れ、医療費の抑制に努めている。障害がありながらスポーツを頑張っているリオ・パラリンピックの選手を見て、運動による健康づくりの大切さを再認識した

 ▼以前、保険適用外の医療費を請求され、その金額に驚いた。長寿社会と言いながらも病院の待合室は高齢者であふれている。現役を退いて収入が減れば、家計を圧迫する医療費は切実な問題だ。

最終更新:9月18日(日)15時7分

伊豆新聞