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高畑事件も影響なし 勢い止まらぬ「真田丸」の本当の実力

日刊ゲンダイDIGITAL 9月18日(日)9時26分配信

 佳境に入ってきた堺雅人主演の大河ドラマ「真田丸」(NHK)は視聴率が平均17%超と、ここ数年の大河ドラマでは高い視聴率をキープしている。

 ビデオリサーチ調べ・関東地区の先週(9月11日)は16.5%だが、公表されていないBSプレミアムの放送の視聴率は驚く高さ。BS放送は地上波よりも2時間早く放送されて、ファンの間では「早丸(はやまる)」と呼ばれて話題だが、“3%なら合格、4%は異例”といわれるBS放送で5%超を何度も記録し、先週は最高の5%超の数字が躍った。

 単純に地上波と合わせると20%超。これが「真田丸」の“実力”か。その魅力について作家の松野大介氏はこう語る。

「脚本の三谷幸喜さんとの3年前の共著『三谷幸喜 創作を語る』では、『もしまた大河をやらせてもらえたら、戦国ものならなぜ一方が勝ち、なぜ一方が負けたのかを丁寧に描きたい』とおっしゃってました。その通りに戦の経緯や作戦が綿密に描かれています。それにCG技術で戦況を説明するのも新しい趣向で分かりやすい。そういうところが戦国ファンを引きつけているのでしょう。展開も“そうきたか!”と思わせ、意外さを感じますね。また、ぜいたくなキャストも見どころのひとつで、この武将をこの俳優でやるのか! と驚きながら見ています」

 さらに哀川翔(後藤又兵衛)、八木亜希子(小野お通)、新妻聖子(江)、岡本健一(毛利勝永)と多彩。真田信政役で出演予定だった高畑裕太は、例の事件で高畑淳子との母子共演がなくなったが、まったく問題なし。大坂の陣に入り万全のオールスターキャストとなっていく様相だ。

 週間視聴率では常時10位台にランクインしているが、本当の実力はトップの朝ドラ「とと姉ちゃん」並み。「真田丸」はラストに向かってまだまだ盛り上がりそうだ。

最終更新:9月18日(日)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL