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李だ興梠だ!浦和 後半32分から一気3発逆転勝利で奪首

スポニチアネックス 9月18日(日)7時0分配信

 ◇明治安田生命 J1第2S第12節 浦和3―1FC東京(2016年9月17日 味スタ)

 第2ステージ(S)2位の浦和はアウェーでFC東京と対戦し、3―1の逆転勝利を飾った。1点を追う後半32分に途中出場のFW李忠成(30)の得点で試合を振り出しに戻すと、終盤にFW興梠慎三(30)のゴールなどで逆転。2連勝でステージ首位に浮上、2位につける年間勝ち点でも川崎Fに2差に迫った。前節首位の川崎FはFW大久保嘉人(34)の退場が響き大宮に2―3で敗戦。3位に転落した。

 土壇場からの逆転劇だった。0―1の後半32分、関根の左クロスに反応したのは李だ。相手DFの丸山を制し、点で合わせる同点のヘディング弾。「ハーフタイムに“川崎が負けている”“今日は勝ち点3を取ろう”と言った」。後半開始から投入されたストライカーが浦和をよみがえらせ、後半40分にはズラタンの右クロスがオウンゴールを誘発。2分後には駒井の左クロスを興梠が頭で合わせるダメ押し弾だ。

 先制されても、力でねじ伏せる底力がある。後半3分にPKで先制したFC東京は丸山、高橋の2人を立て続けに投入。自陣に引いて守備ブロックを敷いたが「それがプラスに働いた」と森脇は振り返る。浦和はボールを保持してリズムを取り戻すと、終盤の3得点につなげた。同点弾の李は興梠、武藤に続いて今季10点目に到達。同一シーズンに3選手が2桁ゴールを決めるのは浦和史上初となり「あまり聞かない。うれしいですね。忘れないでほしいね、浦和のKLMを」と李。リオデジャネイロ五輪後、初得点となった興梠は「燃え尽き症候群みたいな感じだった」と明かし「簡単なゴールだけどスッキリした。重みがある」と納得した表情を見せた。

 大宮に敗れた川崎Fを抜き、第2S首位に躍り出た。年間勝ち点でも首位・川崎Fと2差まで詰め「やっとプレッシャーをかけられた」と関根は話す。広島、G大阪と厳しい戦いは続くが、その前に浦和には激しいポジション争いが待つ。この日、得点した2人はズラタン、高木に先発を譲っており、守備陣にはリオ五輪主将の遠藤や右太腿裏の違和感などでベンチを外れた槙野らが控える。「日本一、競争の激しいチームが日本一になるのは当然」と李。ラストスパートへ、選手層の厚さを示す白星となった。

 ≪次節にも2年連続CS決定≫浦和がFC東京に逆転勝ちで第8節以来、4試合ぶりに第2ステージ首位を奪回。年間勝ち点でも首位の川崎Fに2点差に迫った。次節(25日)の広島戦に○、現在年間勝ち点4位のG大阪がFC東京戦に△か●ならば浦和の年間3位以内が確定し、2年連続のチャンピオンシップ出場が決定する。

 ≪1シーズン3人の2桁得点者は史上初≫FW李の同点ゴールは今季10得点目。李の2桁得点は広島時代の11年(15得点)以来、5シーズンぶり(サウサンプトン時代も含む)4度目だ。これで浦和の今季2桁得点は興梠、武藤に次いで李が3人目。浦和から1シーズン3人の2桁得点者は史上初。

最終更新:9月18日(日)7時0分

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