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4年16億円契約終了 G内海「帳尻合わせ」の気になる査定

日刊ゲンダイDIGITAL 9月18日(日)9時26分配信

「帳尻合わせの査定が難しいんです」

 巨人の球団関係者はこう言う。16日のヤクルト戦に登板し、8回120球を投げ2失点。9勝目(6敗)を挙げた内海哲也(34)のことだ。

 昨季は2勝1敗、その前の14年は7勝9敗。13年に挙げた13勝(6敗)以来となる3年ぶりの2ケタ勝利の可能性が出てきた。お立ち台で「ここまできたら何が何でも10勝という気持ちで投げる」と声を張ったが、今季はオープン戦で防御率10.32と精彩を欠き、ケガでもないのに開幕二軍。高橋新監督の船出に立ち会えず、初勝利は6月に入ってからだった。

 復帰してからも大事な試合はことごとく菅野や田口にマウンドを譲った。出遅れを取り戻す追い上げを見せたともいえるが、「帳尻合わせ」の声も上がる。そこで難しいのは「カネの計算」というわけだ。

 今年で4年総額16億円の大型契約が切れるからなおさらである。チームトップの年俸4億円。まさか、ここからアップすることはないだろうが、どこが妥協ラインか。

「昨オフに5億円から5000万円に大減俸となった杉内のようなことはないにしろ、仮に2ケタ勝ったとしても、今季の広島戦は2登板で防御率11.05。7月12日に5失点炎上してから、勝負どころの直接対決は回避してきた。広島とのCSファイナルステージでは先発のチャンスが与えられない可能性が高い。それで3.5億円や3億円では、開幕からフル回転してきた菅野が気を悪くするというもの。昨年より成績を上げたとはいえ、減額制限いっぱいの40%ダウン、2億4000万円がいい線ではないかとみられています」(冒頭の関係者)

 帳尻合わせといえば、この日、村田修一(35)が本塁打を放って20本に到達。こちらも今年で3年10億円の大型契約が切れる。打率は.293と数字だけ見ればまずまずだが、今季は一度も4番に座っていない。勝敗の責任を負わないところでコツコツと打率を稼いできたことになる。

 査定を担当する人たちは、大型契約が切れるベテランたちの高い「帳尻合わせ力」に、頭を悩ませることになる。

最終更新:9月18日(日)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

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