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国連本部に「平和の鐘」響く 約60年前に日本が寄贈

朝日新聞デジタル 9月18日(日)11時31分配信

 世界各地の停戦と非暴力を呼び掛ける「国際平和デー」(21日)を前に、米ニューヨークの国連本部にある日本庭園で16日、日本から寄贈された「平和の鐘」を鳴らす式典があり、潘基文(パンギムン)事務総長や日本の別所浩郎・国連大使らが出席した。

【写真】出版記念会で絵本「コインでつなぐ平和の鐘」を朗読する高瀬聖子さん=16日、米ニューヨークの国連本部、金成隆一撮影

 潘氏は演説で、犠牲者25万人を超えたシリア内戦の一時停戦が発効したことを挙げて、「停戦は必須だが、平和とは武器を脇に置くだけでなく、外交を通じた仲裁や紛争解決、平和構築も伴うものである」と指摘。「平和とは(誰かが与えてくれる)贈り物ではなく、私たち全員が日々努力して得るものなのです」と訴えて、鐘を突いた。

 ピーター・トムソン総会議長(フィジー出身)や各国大使のほか、米俳優のマイケル・ダグラス氏、レオナルド・ディカプリオ氏ら著名人も多く参加した。

 平和の鐘は、ビルマ(現ミャンマー)戦線を生き抜き、戦後に愛媛県宇和島市長を務めた中川千代治さん(故人)が約60カ国の貨幣などを溶かして鋳造し1954年に国連に寄贈した。

 また、平和の鐘に込められた思いをまとめた絵本「コインでつなぐ平和の鐘」の出版会も同日、国連本部の書店であり、中川さんの六女、高瀬聖子さんらが絵本の一部を朗読した。(ニューヨーク=金成隆一)

朝日新聞社

最終更新:9月18日(日)13時7分

朝日新聞デジタル

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