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インドで成人向けキャラクター人気 ミレニアル世代が消費牽引

SankeiBiz 9月19日(月)8時15分配信

 インドは、アニメやコミックのキャラクター製品を購入する成人が増加している。同国でライセンス事業などを展開するドリーム・シアターによると、アパレル製品を中心にバッグや携帯電話のアクセサリーなど成人向けキャラクター製品の市場規模は、現在25億~30億ルピー(約38億~46億円)で、向こう2年間は年25%ずつ拡大する見通しだ。現地紙タイムズ・オブ・インディアが報じた。

 同社の幹部は、1980年代半ばから2000年頃に生まれた「ミレニアル世代」がテレビでアニメを見て育った世代に当たり、この層が売り上げ増を牽引(けんいん)していると分析した。インド市場ではミッキーマウスやトムアンドジェリー、シンプソンズといった米国の定番キャラクターが人気だという。

 こうした流れを受けて小売りやインターネット通信販売の地場各社も成人向けキャラクター製品の開発・販売に注力している。アパレル系ネット通販大手ミントラは18~32歳をターゲットに設定し、男性と女性の両方の製品をラインアップしている。同社幹部は「男性はスーパーマンやスパイダーマンなどのヒーローキャラクター、女性はミッキーやミニーをはじめとするディズニーキャラクターの衣料品が好評」と述べた。

 インドでは「キャラクター製品は子供のもの」という見方もあったが、若い世代の価値観は変わってきているようだ。ミッキーマウスと米マーベル・コミックのヒーローキャラクターの衣服を集めているという女性は「キャラクター製品は子供時代のいい記憶を思い出させてくれる。集めるのが子供っぽいとは思わない」と目を輝かせた。(ニューデリー支局)

最終更新:9月19日(月)8時15分

SankeiBiz