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御朱印巡りで地域の魅力発信 紀北10社寺でイベントスタート

産経新聞 9月18日(日)7時55分配信

 丹生都比売神社(かつらぎ町)など、紀北地域にある社寺10カ所と鉄道会社が協力したイベント「和歌山紀北10社寺御朱印巡り」が17日、スタートした。一度は職人が途絶えたとされる“幻”の和紙「高野細川紙」を使った御朱印がもらえる内容で、近年の御朱印ブームにもあやかって地域の魅力発信にもつながりそうだ。

 昨年、高野山開創1200年を終えた同地域で、引き続き社寺の魅力などに触れてもらおうと「和歌山紀北キャンペーン社寺連絡会」が企画。丹生都比売神社や竈山神社(和歌山市)などの計10カ所が参加した。

 今回は特別企画の第1期として、来年3月末までの期間に、楮(こうぞ)で作った「高野細川紙」の御朱印を配布する。高野細川紙は平安時代から高野山のふもとで作られていたとされる和紙で、一時は職人が途絶えたが近年地元で復興された。

 今回のイベントでは、10社寺で限定3千枚を準備し、チラシを持参した参拝者に御朱印を授与する。所定の鉄道も使いながら10カ所すべてを巡った先着200人には「高野杉」の御朱印帳が贈られる。

 同連絡会に所属している丹生都比売神社の丹生晃市宮司は「御朱印は神仏の力が宿るもの。何かの思いや願いを神仏に伝えながら巡ってもらえたら」と話した。

最終更新:9月18日(日)7時55分

産経新聞