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クロップ監督、選手全員に惜しみない愛情注ぐ ポジティブな力がチームに浸透

ISM 9月18日(日)17時27分配信

 現地時間16日(以下現地時間)に行なわれたイングランド・プレミアリーグで、2対1でチェルシーを下したリヴァプール。夏の移籍市場で控えめな投資を行ない、開幕から絶好調というわけではなかったが、ユルゲン・クロップ監督の強い愛情がチームをひとつにまとめている。

 大金を投じてビッグネームを買ったマンチェスター勢らと異なり、今夏の移籍市場では消極的だったリヴァプール。ファンの間には不安も広がっていたが、チェルシー戦の勝利でそのモヤモヤも吹き飛んだようだ。英『デイリー・メール』紙(電子版)は18日、その中心にはクロップ監督の存在があると述べた。

 クロップ監督はチェルシー戦終了の笛がなると、ピッチに入って選手一人ひとりをハグ。タッチラインではアントニオ・コンテ監督が握手をしようと待っていたのだが、クロップ監督が向かった先は相手指揮官ではなく、選手たちだった。

 『デイリー・メール』は「わざと失礼な態度を取ったわけではない。彼の目には選手しか見えていなかった」と綴り、「クロップはアダム・ララーナが宙に浮くほど盛大に抱き上げ、ジョエル・マティプには彼を吹っ飛ばしそうな勢いで抱きついた」「次にジョーダン・ヘンダーソンに突進すると、ユニフォームを鷲掴みにして破けんばかりに彼を揺さぶり、最後は肩に腕を回してゴールを称えた。ピッチを去るヘンダーソンは満面の笑みだった」と、指揮官の情熱的なセレブレーションを描写。「リヴァプールと言えば、クロップから流れ出るポジティブなエネルギーである」と述べた。

 会見に出席したクロップ監督は、ファン、選手、メディアから好かれるというのはどういう気分かと問われると「いいね、実にいいよ」とコメント。「我々はひとつにまとまっている。ずっとこうでありたいね。自分たちの道を信じれば信じるほど、その先にあるものが何であれ、乗り越えていけるような気になるよ」と、一体感の重要性を語った。

 同監督は、自身の派手なセレブレーションについて「結局のところ、それは大して問題じゃない。私は選手に心の底からいいプレーを求めている。だから、ピッチ上で彼らがエネルギーの最後の1滴まで振り絞ってファイトする姿を見たら、そりゃもう、ピッチに出ていってハグするほかないよ」とも話している。

最終更新:9月18日(日)18時12分

ISM