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<裾野官製談合>市課長、業者からゴルフ代か

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月18日(日)8時20分配信

 裾野市発注工事の入札予定価格を漏らしたとして官製談合防止法違反容疑で逮捕された市課長の男(57)=同市佐野=が、漏えい先とされる建設業社長の男(51)=熱海市東海岸町、談合容疑などで逮捕=とたびたびゴルフに行き、一部で代金の肩代わりを受けていた疑いのあることが17日、捜査関係者などへの取材で分かった。

 課長は市建設課(途中で建設室に改称)に勤務していた約10年前、出入り業者だった社長と知り合ったとされる。捜査関係者によると、その後2人はゴルフや飲食などで私的な交遊を重ねていた。交遊は最近まで続き、その代金を社長が複数回にわたって負担したとみられるという。

 地元関係者によると、2人は連れだって釣りに出かけることも多く、職員と業者との関係として好ましくないと職場で問題になったこともあった。静岡県警は両者の癒着が情報漏えいにつながった可能性もあるとみて経緯を詳しく調べている。

 課長は市検査監として入札の指名業者選定に携わっていた2013年10月、市発注工事の入札予定価格を社長や役員の女(56)=裾野市稲荷=に伝え、入札の公正を害したなどとして社長と役員とともに逮捕された。県警は17日、課長を官製談合防止法違反容疑で、社長と役員を公契約関係競売入札妨害と談合の容疑で静岡地検に送致した。



 ■裾野市役所を捜索

 裾野市発注の下水道工事を巡り、予定価格を事前に漏らしたとして官製談合防止法違反の疑いで逮捕された同市課長の男(57)=同市佐野=が勤める同市役所には17日午前10時ごろ、県警の捜査員約15人が家宅捜索に入った。

 容疑者が在籍する課や入札を担当する総務管財課で3時間近く実施し、家宅捜索を終えた捜査員は、押収した関係資料を入れた段ボール箱計6箱を捜査車両に運び込んだ。

静岡新聞社

最終更新:9月18日(日)16時43分

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