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<浜名湖岸人骨>遺体遺棄、別の場所 漂着した可能性

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月18日(日)8時21分配信

 浜松市西区舘山寺町の浜名湖岸で、同市西区西山町の無職男性(63)の骨が見つかった殺人・死体遺棄事件で、男性の遺体は発見現場から離れた場所で遺棄され、漂着した可能性が高いことが17日、捜査関係者への取材で分かった。浜松中央署の捜査本部は同日、発見現場の北側の岸壁など範囲を広げ、見つかっていない骨の部位を捜索した。

 現場周辺の住民によると、人骨が見つかった8月31日の数日前、浜名湖は台風10号の影響で西風が強く、波が高かったという。この時期は大潮も重なり、見つかった肋骨(ろっこつ)や肩甲骨が浜に打ち上げられたとみられる。骨の一部は黒っぽく変色した状態で、捜査本部は変色した原因についても鑑定を進めている。

 捜査本部によると、男性が最後に目撃されたのはことし1月下旬。骨の状況などから死後数カ月が経過していた。

 男性の知人によると、男性は香川県出身で、浜松市内の企業に勤務していた。男性のキャッシュカードで現金を引き出したなどとして窃盗罪などで起訴された同市北区の男(32)も一時、同じ企業で働いていた。捜査本部はこの男が男性が失踪した経緯を知っているとみて、調べている。

 浜名湖では7月、北海道出身で住所、職業不詳の男性(32)の切断された他殺体が発見され、細江署が殺人、死体損壊、遺棄事件として捜査している。男の実家から押収された乗用車に北海道出身男性の血痕が付着していた。捜査本部は二つの事件の関連も慎重に調べている。

静岡新聞社

最終更新:9月18日(日)18時46分

@S[アットエス] by 静岡新聞