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山下清展18日まで 週末も多くの来場者

福島民報 9月18日(日)10時24分配信

 「没後45年 放浪の天才画家 山下清展」は18日、閉幕する。会場の福島市のとうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)は、最後の週末となった17日も1000人を超える大勢の来場者でにぎわった。
 展覧会は山下の少年時代から晩年までの貼絵や水彩画、ペン画など作品約130点をはじめ、リュックサックや浴衣などの愛用品を展示している。
 福島民報社主催、県文化振興財団の共催、JA共済連福島の協賛。福島民報プレ創刊125周年記念事業。開館時間は午前10時から午後5時(最終入館は午後4時半)まで。観覧料は大人1000円、中高生500円、小学生以下は無料。問い合わせは福島民報社事業局 電話024(531)4171へ。

■「人の心を安らかに」 詩人・和合さんが鑑賞

 福島市の詩人和合亮一さんは17日、山下清展を鑑賞した。和合さんは「(障害がもとで受けた幼少時のいじめなど)心の痛みを知るからこそ一つ一つの風景に優しさがあり、見る人の心を安らかにする」と長年愛され続ける魅力を語った。
 「丁寧に生涯を追った作品展示。山下清の人生、人物像に迫ることができる」とじっくりと見入った。さらに「貼絵で有名だが、点で風景を捉えたペン画などわれわれとは違う視点が印象的だ。新たな一面を知ることができた」とうなずいた。
 詩人と画家。同じ作家として「山下清の作品には自らの表現したい世界を貫く強さがあり、われわれの心を動かす。自分だけの表現がいかに大切かを改めて感じた」と話した。

福島民報社

最終更新:9月18日(日)12時47分

福島民報