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<男子ゴルフ>ジョーンズV 石川は3位 ANAオープン

毎日新聞 9月18日(日)14時49分配信

 国内男子ゴルフのANAオープンは18日、北海道北広島市の札幌GC輪厚コースで最終ラウンドがあり、前日首位のブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算18アンダーの270で2013年6月のミズノオープン以来の日本ツアー通算14勝目を挙げ、優勝賞金2200万円を獲得した。首位と4打差でスタートし一時は単独トップに立ちながら、最終18番ホール(パー4)をボギーとした池田勇太が1打差の2位。2年連続優勝を狙った石川遼は、通算16アンダーで3位だった。

 ◇「借金」問題も今は解決

 前半の2番と6番ホール(ともにパー4)をボギーにし、一時は順位を下げたB・ジョーンズが、その後をボギーなしの4バーディーで回り、約3年3カ月ぶりで日本ツアーの優勝ジャケットに袖を通した。「ゴルフは悪くなかったので焦りはなかった」。300ヤード近いドライバー飛距離にパットの精度がかみ合った、41歳の安定感あるゴルフを随所に示した。

 2013年のこの大会で左手首を痛めた。「2日目の10番スタートでの15番だった。深いラフから打った後に違和感を感じて棄権したのを覚えている」。2度の手術を経て翌年7月に復帰したが、優勝争いからは遠ざかった。「手首には金属製のボルトが入ったまま。もう日本ツアーでは勝てないかもしれないと、何度も思った」という。

 昨年には自宅のあるオーストラリアで、かつてのマネジメント会社の税金滞納が発覚。追徴金を含め約1億5000万円を払うことになった上に、母親が脳腫瘍と肺がんを患ったこともわかった。「母は放射線治療を受けて回復し、『借金』問題も今は解決した」

 昨季まで長尺パターを使っていたため、通常の長さのパターを使っての、プロ初優勝にもなった。「いろんな意味で、自信を取り戻せた日になった」と満面に笑みを浮かべた。【熊田明裕】

 選手ひとこと

 池田勇太 (18番のボギーは)3打目のアプローチでのクラブ選択も、パーパットを打つ強さも全て自分のミス。自分が下手なだけ。優勝しないと意味がない。

 石川遼 (6バーディー、2ボギー)後半9ホールのドライバーが安定していたのが収穫。優勝争いの一角にいる緊張感の中で安定したショットを続けられたことは、米ツアー復帰に向けても大きな自信になる。

最終更新:9月18日(日)17時30分

毎日新聞