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読書の秋 「英語学習」に役立つ新書5選

ZUU online 9/18(日) 17:40配信

日本を訪れる外国人観光客が年間2000万人に迫る勢いの中で、社会人にとって避けては通れなくなりつつある英語でのコミュニケーション。「海外部門所属ではないので必要ない」と安心していた人も、これだけ街に外国人があふれる状況では、見て見ぬふりを決め込むのは不可能になりつつある。ビジネスで使える英語力を身に着けるにはどうしたらいいのか、お悩みの方も少なくないだろう。

そこで今回は、社会人になった後で英語に無縁だった人にもとっつきやすい英語学習本を5冊選んでみた。(価格は紙版、税込み)。

■脳科学的英語学習法

『最強英語脳を作る』(茂木健一郎著、ベスト新書、842円)

日本を代表する脳科学者、茂木健一郎氏の最新書。英語といういかにも文系的な分野について、科学的見地から整然とした論理と鋭い切り口で、改めて英語学習に対する心構えを自問するよう問いかけている。

「いったいなぜ、われわれ日本人は英語を身につけなければならないのか。それは英語がもはや文化ではなく、文明だから」。

何人もの英語の専門家が必死になって論じてきた「英語を学ぶ必要性」を、明快な言葉で提示してくれいている。「いつかは英語を」と思いながらなかなか取り組めなかった人の方を押してくれる一冊である。

■英語学習を科学するトレーニング法

『科学的トレーニングで英語は伸ばせる!』(田浦秀幸著、マイナビ新書、918円)

「また『科学』という言葉がでてきたな。それついてはもう、茂木氏がすでに説明してくれているのに。そもそも英語学習とトレーニングとの間に何の関係があるのだろう」などと思ったあなた、まずは本書に目を通して見てほしい。

ビジネスパーソンにとって英語というのは単なる「教養」や「学問」ではなく、仕事に役立てるための「スキル」である。したがって、毎日継続してトレーニングを行っていくことが必須で、その点ではスポーツとまったく同じということができる。オリンピックに出場するのに平日だけ練習する人はいないのと同じように、気が向いた日だけ英語を勉強しても上達しないのは当然だ。

本書では、「リピーティング」「シャドーイング」「ディクテーション」など、英語の上達に必要な万人向けの練習方法が具体的に説明されている。したがって、これまでただ英単語集を黙読したり、なんとなく英会話学校に通っていていっこうに成長が実感できない人にも、確かな上達への道筋を示してくれている。

大人の英語学習者のみならず、子供に英語を習わせたいと思っている親御さんにもおすすめできる本だ。

■素朴な疑問を解決する英語の一問一答

『英語の質問ーそこが知りたい100のQ&A』(里中哲彦著、中公新書、799円)

英語を学習する上で生じる素朴な疑問に答えてくれる本。Q&A形式になっているので、英語への苦手意識が抜けない人でも読みやすいものになっている。

例えば、月の名前であるJuly(7月)とAugust(8月)の語源にまつわる話などはとても興味をひかれるものだし、友達との会話のなかでちょっとした雑学として披露したくなるものだ。

慣れない英語の勉強で頭が疲れた時など、ほっと一息つきながら気楽に目を通すことのできる本として、オススメだ。

■「日本愛」あふれる大学教授から日本人への提言

『日本人の英語』(マーク・ピーターセン著、岩波新書、799円)

ワシントン大学大学院で日本文学専攻し、明治大学政治経済学部教授である著者は、日本に対しての深い造詣と愛情で、これまで何冊もの英語の著作をものにしておられる。とりわけ、日本人の使う「おかしな英語」について、明快で論理的に訂正・説明を加えており、この本も「英語学習者のバイブル」といっても言い過ぎではないのどの定番だ。

英文法が苦手な日本人は多いが、そうした人は「英語の勉強とは文法の丸暗記」というふうに考えていることが多い。この本はそういった人々を「英語嫌い」にしている不可解なルールや例外について筋の通った説明がされており、すっと頭に入ってくる。

英語のルールを論理的に理解したい人や、英文法に苦手意識を少しでも減らしたい人に対して最適な本だ。

■カリスマ同時通訳者のビジネス英単語集

『同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳 エッセンシャル』(関谷英里子著、ディスカバー携書、1080円)

NHKラジオ「入門ビジネス英語」の元講師であり、同時通訳者として活躍するする著者が、その豊富な現場経験から得たビジネスパーソン必須の英単語をまとめた本。

アル・ゴア元アメリカ副大統領、フェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグ氏、ダライ・ラマ14世などの世界の著名人の通訳を勤めた彼女だからこそ書けたと言っても過言ではない。

単語の意味の単なる解説に終わらせることなく、日本人が取り違えやすい単語を併記。また、どのようなビジネスシーンで使用するのが最も効果的かについて、見開き2ページで詳しく解説されている。

この英単語帳を1冊マスターすれば、国際ビジネスの現場であなたの株が急上昇するのは間違いないだろう。日頃外国人の取引先とコミュニケーションで壁にぶつかっているビジネスパーソンにとっては、最適の参考書だ。

英語を学習するのに役立つ書籍を5冊紹介してきたが、読者諸君の気に入る英語学習本は見つかっただろうか。

今回紹介した書籍では、英語学習に関してそれぞれに違った切り口で執筆されている。読者の皆さんがそれぞれご自身の興味と関心に合わせて、選んでみると良いだろう。繰り返しになるが、もちろんこれらの本を読んで満足しているだけでは英語力を身につけることはできない。

あくまで皆さんが実際に行動に移すための「アクション・マニュアル」としてとらえることが肝心だ。そうすれば、将来必ず皆さんの「目に見えない資産」に成長して、世界を舞台に活躍する夢を実現させてくれることだろう。(ZUU online編集部)

最終更新:9/18(日) 17:40

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。