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【ヤクルト】山田2年連続100打点…40発はあと2

スポーツ報知 9月18日(日)6時7分配信

◆巨人2―5ヤクルト(17日・東京ドーム)

 開き直っていた。1点リードの2死満塁。山田は外角のスライダーを引っ張った。三遊間を抜ける2点適時打は、自己ワーストに終止符を打つ22打席ぶりの安打。「(恐怖心は)逆になかったですね。もう『外やろ』と思って踏み込んでいきました」。7月30日の巨人戦(東京D)で背中に死球をもらった田原誠とは、その日以来の対戦。結果的に初の故障離脱に追い込まれた“因縁の相手”からの一打で、2年連続の100打点に到達した。

 10日の阪神戦(神宮)で1試合3本塁打を放ったが、11日の同戦の初回。またも背中に死球を受けた。7月末の箇所とは、わずかにボール一つ分外側にズレていただけ。内出血がひどく、走る時などの腕を引く動作の際に痛みが走った。試合後は「“前回よりは”痛くない」と繰り返したが、そこからヒットが出ない。死球の残像が残り、明らかにバランスが崩れていた。

 この日の試合前。三木ヘッド兼内野守備走塁コーチに声をかけられた。「周りのお前を見る基準は高くなっている。でも、まだ若いんだし、結果よりも純粋にハツラツと野球をしようよ」。気持ちが軽くなった。3回には右手首付近に今季8つ目の死球を受けたが、気丈に振る舞った。執拗(しつよう)な内角攻めにも「そういう世界なので」と受け止めている。

 チームは開幕から10戦全敗だった東京Dで今季初勝利。DeNAと4差をキープし、CS争いに踏みとどまった。「チームに迷惑をかけていたので、本当に良かった」と背番号1。希望の火は、まだ消さない。(中村 晃大)

最終更新:9月19日(月)21時16分

スポーツ報知

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