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実はエキサイトしている冷静な22歳・ラッセル

東スポWeb 9月18日(日)17時43分配信

元局アナ 青池奈津子「メジャー通信」

【アディソン・ラッセル内野手(カブス)】「僕はアディソン。よろしく」と差し出してくれた握手の手がやたら大きく頼もしかった。その低い声と相手の話をじっと聴いてから答える姿勢は、22歳とは思えぬほどにとにかく落ち着いていた。すでに2児の父であるカブスの新スター、アディソン・ラッセルは優しくも圧倒的。そんな第一印象だった。

「そう? 僕には弟1人と妹2人がいて、みんなの面倒を見てきたからかな。両親は若くして子供を産んでいて、仕事を掛け持ちしたり、なかなか家にいられなかったりしたから、その分子供たちが自分自身で大人にならなきゃならなかったとでもいうのかな。親と子、ともに成長してきた気がするよ。だから自分も、自立できたらすぐに子供が欲しいって思っていたんだ」

 アディソンはフィリピン人の母と黒人の父のハーフ。しかし、アディソンが2歳の時に母・マラーニさんは現在の義父・ウェインさんと再婚している。

「幼かったからウェインが僕の父だと思っているし、何事にも立ち向かうことを教えてくれたのも彼だけど、僕自身は母の影響を大きく受けていると思う。フィリピン料理が好きだし!(笑い)。6歳で米国に移住してきた母は家族思いでとても静かな人。何をするにも自分の中に秘めておいてひそかにやるタイプで、あまり人に言わないところは僕もよく似ている」

 高校時代、アメフットと野球の両方で活躍。当然スカウトが連日訪れるようになるのだが、平常心を保ち続けた。

「手堅く安全に、そして、なるべく目立たないように。毎日とにかく自分の練習や勉強をすることだけを心がけた。喜びを表に出すのはもともと苦手だから僕が跳びはねて喜ぶ姿は誰も見たことがないと思う。でも、決してエキサイトしていないわけではないんだ。自分のキャリアを見ても、これまで自分のゴールに向けて歩んできた道も、これからの自分に対してもすごくエキサイトしているよ」

 アディソンのゴールは2つ。まずはできるだけ健康で長い野球人生を過ごし、ワールドシリーズを優勝すること。そして、家族のために協力できる人間であること。「6歳ごろから、家族でボウリングへ行くようになったんだ。僕が高校へ行ったころから減ってしまったけど、3週間に1回のペースで行っていたボウリング。これをまた自分の子供と一緒に家族行事としてやっていきたいな。それから息子にはテニスなんかもいいんじゃないかって思うんだよ」

 まだやっと1歳になった息子さんに対し、すっかり気の早いパパさんである。こんなふうに野球や家族生活をあたかも当然のことのように自然にこなしてしまう22歳に、計り知れなさを感じずにはいられない。

 カブスの本拠地リグリー・フィールドは「西アディソン通り」沿いにある。そういう意味でも運命的だ。先日早くもシーズン90勝に一番乗りし、ポストシーズン進出をほぼ確実にしているチームで、冷静なアディソンがワールドシリーズで跳びはねて喜ぶ様子を見せることをひそかに期待している。

 ☆アディソン・ラッセル 1994年1月23日生まれ。22歳。フロリダ州ペイス出身。身長183センチ、体重91キロ。右投げ右打ち。2012年にドラフト指名されたアスレチックスへ入団。14年7月にトレードでカブスへ移籍。15年4月21日にメジャー初昇格。今季はカブスの期待の若手として大きな注目を集めており、オールスターゲームにも初選出。主に遊撃、二塁の守備に就き、特に遊撃手としては「ポスト・ジーター」としても評価が高い。

最終更新:9月18日(日)17時43分

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斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。