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中、浜通りは大幅増 今年産米「JA概算金」

福島民報 9月18日(日)12時17分配信

 全農県本部が福島県内各JAに提示した平成28年産米の「JA概算金」が県内全域で2年連続して前年を上回った。飼料用米などへの作付け転換が進み、主食用米の価格が上昇すると判断しての上積みで、一等米60キロ当たり800円から2700円の引き上げとなった。
 JA概算金は各JAがコメ農家に仮払いする「生産者概算金」を決める基準の金額で、全農県本部が17日までに各JAに示した。
 会津産コシヒカリは1万2100円で前年の1万1300円から800円引き上げた。中、浜通り産のコシヒカリや、ひとめぼれ、天のつぶはそれぞれ2000円台の大幅な増額で1万1000円台となった。
 全農県本部は肥料用米への転作で需給バランスが改善し、主食米の需給が引き締まるとみて各銘柄で引き上げを決めた。県産米の安全性が浸透し、販売価格が徐々に回復してきていることも考慮した。
 県内各JAはJA概算金から手数料を差し引くなどして今月中に生産者概算金を決める。
 今年3月に県内16JAが合併して誕生した4JAのうち、ふくしま未来と福島さくらは管内が中通りと浜通りにまたがっている。このため新JA管内で金額を統一するか、旧JAの地区を踏まえて対応するとみられる。

福島民報社

最終更新:9月18日(日)12時50分

福島民報