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<PSVR>VR市場の“本命” 勝利への課題は

まんたんウェブ 9/19(月) 10:00配信

 15~18日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ(TGS)2016」で、PS4用のヘッドマウントディスプレー「PSVR」が注目を集めた。ここ数年、毎年のように“元年”とうたわれながら、もう一つぱっとしなかったVR市場で、コンテンツや話題性の高いPSVRにかかる期待は大きい。その魅力と課題について探った。

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 ◇ホラーとの相性抜群

 VR市場の“切り札”と目されるPSVRは、TGSで3度目の展示で「過去最高」の約50台を展示した。問題とされた「VR酔い」も減らすことに成功し、ゲームの操作精度も上がって画質もアップした。PSVRで一番人気の「バイオハザード7」(カプコン)について、関係者は「誰もが知る人気シリーズが全編VR対応というのが大きい。さらにホラーとVRの相性も抜群」と話す。

 今回の「バイオハザード7」で体験できたのは、廃墟の館を舞台に、不気味な老婆に追いかけ回される内容。内容を熟知しているはずの宣伝担当も「途中でやめてしまいたくなるほど怖くなる」「男でも声を上げる」というほどだ。

 「バイオハザード7」だけでなく、他にも美少女キャラクターとの交流を疑似体験できる「サマーレッスン」など、VRコンテンツの評価は高く、PSVRへの取材申し込みも多かったが、しかしそのまま手放しでは喜べないという。VRは実際に体験しないと魅力がほとんど伝わらないからだ。興味を持ったユーザーが、いくら体験レビューを読んでも、何度遊んでいる映像を見ても、何が楽しいのかほとんど分からないはずだ。

 従来のゲームであれば、派手な映像シーンをみせれば効果的だったが、今回はその手は使えない。現状は、PSVRの体験プレーをしてもらう地道な販促活動が王道といえそうで、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PSVRの発売後も、店頭で体験コーナーを設けてアピールを続ける考えだ。関係者は「まずは1人でも多くの人に新しいゲームの体験してもらうのが重要。購入した人のバイラル(口コミ)も期待している」と話す。

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最終更新:9/19(月) 10:00

まんたんウェブ