ここから本文です

マエケン、ドジャース新人最多15勝!メジャー1年目松坂に並んだ

サンケイスポーツ 9月18日(日)7時0分配信

 ダイヤモンドバックス2-3ドジャース(16日=日本時間17日、フェニックス)米大リーグ、ドジャースの前田健太投手(28)がダイヤモンドバックス戦に先発し、5回3安打1失点で15勝目(9敗)を挙げた。球団1年目の最多勝利数を更新し、日本投手のメジャー1年目でも松坂大輔(レッドソックス、現ソフトバンク)に並ぶ歴代2位の活躍。ナ・リーグ西地区首位を走るチームを、マエケンが支える。

 バットが空を切ると、雄たけびを上げた。3-1の五回二死。前田は相手主砲のポール・ゴールドシュミット内野手(29)をスライダーで仕留め、その後は救援陣がリードを守った。チームトップの15勝目。メジャー1年目で133年の球団史に名を刻んだ。

 「結果的に15勝はうれしい。僕の場合は、本当に勝たせてもらっている試合が多い」

 5回を投げ、6三振を奪うなど3安打1失点。珍しく3四球を与え、「体の調子がよく、逆に(軽く感じて)フワフワして下半身に力が入らなかった」と振り返る。それでも試合を作り、これで164回に到達し、シーズンの規定投球回(162回)をクリア。「そこはもう最低限。もっと投げたい」と充実感を漂わせた。

 15勝は日米を通じ、自己最多タイ。球団の1年目投手の最多記録を更新した。日本投手のメジャー1年目での15勝は松坂(レッドソックス)に並び、16勝のダルビッシュ(レンジャーズ)に次ぐ2位となった。

 道のりは平坦(へいたん)ではなかった。ボールやマウンドの違い。長い移動時間と時差、気候、食事…。中でも打者のパワーに驚いた。「投げ間違ったときに本塁打にされるリスクが高い。外野の頭を越えると思う打球がオーバーフェンス。下位打線は本塁打が少ないと思いきや、そんなこともない。こっちに来て、そういう(活躍した日本投手の)すごさが分かる」とレベルの高さを実感している。

 敵地アリゾナは7カ月前、春季キャンプのため降り立った地。「本物のサボテンだ!!」と目を輝かせ、乾燥した気候にボールは滑った。そんな初めてのメジャーでエース級の結果を残し、チームはナ・リーグ西地区で2位のジャイアンツに4ゲーム差を付けている。

 この日は94球で降板。次回は中4日となる21日(日本時間22日)のジャイアンツ戦(ロサンゼルス)に登板する見込みだ。「もうある程度いろんな場所で投げ、球場によって乾燥や湿気で投げにくいことはない」。4年連続の地区優勝、さらには1988年以来、28年ぶりのワールドシリーズ進出へ、背番号18は頼もしさを増している。

最終更新:9月18日(日)7時0分

サンケイスポーツ

スポーツナビ 野球情報