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<学生相撲>無差別級、日体大の三輪が初V 個人体重別

毎日新聞 9月18日(日)19時7分配信

 第41回全国学生相撲個人体重別選手権(毎日新聞社、日本学生相撲連盟主催)が18日、堺市大浜公園相撲場で8階級が行われ、無差別級の決勝は日体大の三輪隼斗(4年・新潟海洋)が日大でモンゴル出身のバーサンスレン・トゥルボルド(4年・鳥取城北)を下手出し投げで降し、初優勝を果たした。

 【決勝記録】

 ▽65キロ未満級 古里(近大) 小手投げ 三笘(日体大)▽75キロ未満級 秋本(日体大) 押し出し 早田(日体大)▽85キロ未満級 渡辺(日体大) 寄り切り 山本(中大)▽100キロ未満級 中井(近大) 寄り切り 北村(同大)▽115キロ未満級 宇佐見(東洋大) 寄り切り 谷岡(近大)▽135キロ未満級 西沢(日体大) はたき込み 古川(日大)▽135キロ以上級 村田(東洋大) 寄り切り 西野(東洋大)▽無差別級 三輪(日体大) 下手出し投げ トゥルボルド(日大)

 ◇3番目に低い身長で頂点に

 小よく大を制す。無差別級の出場16選手のうち3番目に低い身長174センチで、体重も115キロの三輪が初の頂点に立った。昨年準優勝だった雪辱も果たし、「すごくうれしい」と目を細めた。

 相手は昨年、外国出身初のアマチュア横綱に輝いたトゥルボルド。188センチ、165キロの巨漢に対し、立ち合いで鋭く踏み込んだ。一度は突き放されたものの、すぐに潜って頭をつけ、両前まわしを引く。「(相手は)まわしを取ったら強いので、取らせないことを一番意識した」と三輪。1分半近い勝負となったが、最後は自分から前に出て仕掛け、相手が回り込もうとしたところを、左下手出し投げで転がした。

 今年7月に東日本学生個人体重別選手権の無差別級、世界選手権(モンゴル)の中量級で優勝したが、気を緩めずに立ち合いを磨いた。まわしを取ろうとして当たりが弱くなる悪癖があったが、鋭く踏み込むように意識を変えた。決勝も立ち合いで相手の圧力を食い止め、狙い通りの展開に持ち込んだ。

 「最近は大きな相手でも(立ち合いで)持って行かれないようになった。それが結果に結びついている」と自信をにじませる。角界入りの意志はなく、11月の全国学生選手権の団体戦で2年ぶりの優勝を果たすことが、次なる目標だ。【新井隆一】

最終更新:9月18日(日)22時59分

毎日新聞