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「人の話聴き、方針は明確に」=20日就任、沖田新警視総監

時事通信 9月18日(日)14時21分配信

 「巨大で伝統があり、大変な力を持った素晴らしい組織」。

 20日付で第93代警視総監に就任する沖田芳樹警察庁警備局長(59)は、警視庁をこう表現する。そのトップとなる抱負を「人の意見をよく聴き、最後は自分の責任で判断し、方針を明確にしていきたい」と語る。

 捜査2課長として赴任した山口県警時代、暴力団組員と警察官が銃撃戦になる事件があった。現場で陣頭指揮を執り、発砲の指示も出した。組員は自殺し、警察官2人が負傷した。

 任官したてのころ、現場指揮経験の豊富な上司から「指揮官は現場に行ったらうろうろしないで、部下から見える所にいろ」と言われた。その言葉が心に残り、山口の事件では捜査員から見える最前線に居続けた。「相手からも見えるから、撃たれそうにもなった」という。

 反省もある。事件発生直後、機動隊を呼ぶよう指示したが、署の幹部から「そんなに大げさにしなくても」と言われ、撤回してしまった。事件はその後、大きく展開した。

 そのときの苦い思いが、「方針を決めたら貫き通す」という信念になった。「温厚」「誠実」との評判と共に、「芯が強い」「ぶれない」と言われるのは、そのためかもしれないと話す。 

最終更新:9月18日(日)14時25分

時事通信

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