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阪神・高山、新人128安打で“理想の1番像”赤星に並んだ!

サンケイスポーツ 9月18日(日)7時0分配信

 (セ・リーグ、阪神3-6DeNA、25回戦、阪神15勝9敗1分、17日、甲子園)聖地が一瞬にして大歓声に包まれた。2点を追う七回二死一、二塁。しぶとく一、二塁間を抜いた。阪神の新人安打数で2位タイとなる一打は、追撃のタイムリー。虎党に希望を示したが、チームは無念の終戦。高山は多くを語らない。五回の守備でのミスを指摘されると「はい、そうですね」と応じるだけだった。

 1点リードの五回二死満塁の守備。DeNA・筒香の左中間への飛球は浜風に流された。落下点が読めず慌てて追う形になり、最後は伸ばしたグラブの先を抜け、外野フェンスを直撃する走者一掃の二塁打となった。

 バットでも六回までの3打席で無安打。前日16日も4打席すべて走者を置きながら4タコ。苦しい流れの中で意地を見せたのが七回だった。

 左腕・砂田にスイッチした直後の初球。外角スライダーをたたきつけた。右前適時打で一時1点差に詰め寄った。

 今季128安打とし、2001年の赤星憲広に並んだ。「1番・左翼」で開幕を迎えた今季。理想の1番像を問われ「足が速くて出塁率が高い」と赤星のスタイルを挙げていた。今は3番を任されているが、偉大な先輩に肩を並べた。

 1998年に坪井智哉が残した球団新人最多の135安打まで、あと7試合で7本。猛打賞はここまで12度記録し、58年に長嶋茂雄(巨人)が残した新人記録の14度に、あと2。目前に迫る記録更新をチームもバックアップする。

 「明確な数字の目標もある。猛打賞とか、最多安打とか、狙っていけばいい。1年目は一生に一回だし、記録を残したら彼の力」

 片岡打撃コーチはルーキーにハッパをかけると「(高山の)打順は3番でいく。基本は」と今後のスタンスを強調した。来季を見据えた戦いに完全にシフトする残り7試合。高山が奏でる快音が、虎ファンの期待値を高めていく。

最終更新:9月18日(日)7時0分

サンケイスポーツ

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