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<大相撲秋場所>豪栄道8連勝 1敗に3人

毎日新聞 9月18日(日)20時36分配信

 大相撲秋場所(東京・両国国技館)は8日目の18日、豪栄道が寄り切りで嘉風を降して唯一の8連勝。無敗で勝ち越しを決めて、カド番を脱出した。日馬富士が千代鳳を上手投げで転がし、隠岐の海は御嶽海を冷静に寄り切った。遠藤も勢を豪快に寄り倒し、3人が1敗で追いかける。

 鶴竜は貴ノ岩をはたき込み、連敗は免れた。稀勢の里は妙義龍を押し倒し、琴奨菊は立ち合い左に動いて一気に勝負を決め、高安、琴勇輝とともに2敗を守った。照ノ富士は4敗目。

 ◇豪栄道、難なくカド番脱出

 豪栄道が落ち着いた相撲で、難なくカド番を乗り切った。踏み込みよく立ち、嘉風を懐に入れさせない。激しい突きにも「慌てたら相手のペースになる」。左上手を引いて動きを止め、寄った。過去7勝9敗と合口の良くない相手に完勝。「どっしりした相撲が取れている」と満足げだ。初日から8連勝は関脇時代の2012年九州場所以来。「一番一番、集中してやるだけ」と言うが、一つ重荷を下ろし、さらに勢いが増しそうだ。

 ◇力士ひとこと

 ○稀勢の里 (妙義龍を押し倒し、2敗をキープ。手応えを聞かれて)いい。(後半に向けて)一日一日、です。

 ○高安 (宝富士との新関脇対決を上手投げで制し)スムーズに組み立てて攻められた。流れの中でしっかり投げることができた。

 ●松鳳山 (勇み足で黒星)勝ったと思ったが、土俵が丸かった。四角なら(足が出ず)勝っていた。

 ●天風 (好調な遠藤の取組を見て)1敗を付けたのは僕ですよ。勝てたのが奇跡。

 ○琴勇輝 (立ち合いで右に変化)相手(千代の国)が闘志むき出しだったので、ピンとひらめいて変化してしまった。すみません。

 ○正代 (中日で初日)白星はうれしいが、一方的な展開だったので……。勇み足を誘うような勝ち方はしたくなかった。

 ○琴奨菊 (立ち合いで左に変わって2敗をキープ)自分で決めたことをしっかりやれた。その結果がああなっただけ。

 ○鶴竜 立ち合いは良くなかったが踏ん張れた。一番ずつ集中し、土俵の感覚を取り戻したい。

 ◇手さばき

 〇稀勢の里-妙義龍● 立ち合い左差しからおっつけながら前に出る稀勢の里。妙義龍に土俵をうまく回り込まれるも、冷静に追い込み押し倒した。

 〇鶴竜-貴ノ岩● 頭で激しく当たった鶴竜。貴ノ岩に攻め込まれ下がりながら、うまく右に開いてはたき込み。

最終更新:9月18日(日)22時3分

毎日新聞