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トヨタ、小型モビリティ「i-ROAD」の実用化を目指し、個人向け、事業者向けニーズの検証、第2弾

エコノミックニュース 9月18日(日)13時5分配信

 トヨタ自動車は、2013年の東京モーターショーでプロトタイプを発表したパーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」の本格的な実用化に向け、2016年9月17日より2017年3月末までの約半年間、企業・生活者と共同で取り組む、第2弾「OPEN ROAD PROJECT」を東京都内で実施する。

 「OPEN ROAD PROJECT」は、一般の生活者に試乗モニターとして「i-ROAD」を一定期間貸し出し、モビリティそのものの利用ニーズの検証のみならず、さまざまな知見や技術を持つパートナー企業との協業による付帯サービスの企画・提供等を通じ、「i-ROAD」に関わるあらゆるニーズに対する実現性の検証を目的とした実証プロジェクトだ。

 今回は、2020年に向けて一層進むとみられるシェアリングを含めたモビリティの市場性把握として、第1弾で実施した一般の生活者による試乗モニターに加え、事業者にも貸し出しを行い、共同利用などによる使われ方・用途等の利用ニーズや受容性を検証するという。

 また、第1弾と同様、「専用駐車スポット(一部充電可)」などの付帯サービスについては、期間中に利用可能な場所を順次増やしていくほか、引き続き新たなサービスを適宜開発・試行していく。本実証プロジェクトに関する進捗状況は、特設ウェブサイトで随時公開する予定だ。

 今回実施する第2弾は、渋谷区と世田谷区で一般生活者に向けて2名乗車仕様車を提供して実証実験。一方で、港区などの都心では、事業者向けに1名乗車仕様車を貸し出す。

 実証実験では、都心の使われていない狭小・空きスペースを駐車スポットとして発掘。スマホ向け専用アプリで簡単に検索し、事前に駐車予約できるサービスなどを実施する予定だ。現時点で、渋谷区・世田谷区・港区を中心に約200ヵ所程度を見込んでいる。そこでは、充電時間を電気使用量に換算するなど、暮らしに役立つ情報として活用できる専用のコンセントモジュールの開発・試行を実施する予定だ。

 なお、先ごろ終了した第1弾では、応募者延べ約3500名のなかから、96名が実証モニターとして試乗体験。「ちょっとしたスペースにも簡単に駐車できて便利」「どこにでも気軽に行けるようになり行動範囲が広がった」といった意見が寄せられているという。

 トヨタはこのプロジェクトをとおして、新ジャンルの都市型モビリティ「i-ROAD」の特徴を最大限活かせるさまざまな商品・サービスを開発し、新たなモビリティ社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。(編集担当:吉田恒)

Economic News

最終更新:9月18日(日)13時5分

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