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<インド軍>宿営地襲撃され兵士17人死亡 カシミール州

毎日新聞 9月18日(日)20時55分配信

 【ニューデリー金子淳】インド北部ジャム・カシミール州ウリで18日早朝、武装集団4人がインド軍の宿営地を襲撃し、軍などによると、少なくとも兵士17人が死亡、35人が負傷した。武装集団は約5時間後、全員射殺された。軍当局者はパキスタンを拠点とするイスラム過激派「ジャイシェ・ムハンマド」が越境して攻撃を実行したとの見方を示した。

 カシミール地方はインドとパキスタンが領有権を争う係争地。インドはたびたびパキスタンからの「越境テロ」を非難し対策を求めていた。今回の事件を機にこうした声が高まるのは必至で、印パ関係がいっそう険悪化する恐れがある。

 地元メディアなどによると、現場は印パの実効支配線から約40キロ離れた丘陵部。武装集団は午前5時半ごろ宿営地に侵入し、軍部隊と銃撃戦になった。手投げ弾によるとみられる爆発もあり、兵士の宿舎に引火したという。カシミール地方でのテロ攻撃では、2014年12月に軍の拠点が襲撃され兵士ら11人が死亡して以来の被害規模で、地元メディアは「過去10年で最悪の攻撃」と報じた。

 事件を受け、シン内相は18日からの米露訪問を延期し、緊急の対策会議を開催。モディ首相はツイッターで「卑劣な攻撃の背後にいる者を処罰せずにはおかない」と非難した。

 ジャム・カシミール州では7月以降、インドの実効支配に対する抗議デモが続いており、治安部隊との衝突でこれまでに約80人が死亡した。パキスタンはインドの対応を「非人道的」と非難し、印パ関係悪化の一因となっていた。

最終更新:9月18日(日)22時42分

毎日新聞

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