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高安が鶴竜撃破 大関とり足固めへ「いいアピール」

日刊スポーツ 9月18日(日)10時19分配信

<大相撲秋場所>◇7日目◇17日◇東京・両国国技館

 真っ向勝負で横綱を倒した。結び前に座布団を舞わせた高安は「一番力が出る形になっていかないと上に上がれない。前に出て勝てたのは、すごく自信になりました」と静かに喜んだ。

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 鶴竜には、不戦勝を除くと13年名古屋を最後に8連敗中。だが、この日は堂々と渡り合った。頭で当たって左四つに組むと、横綱の右上手を切る。その右を巻き替えに来た瞬間、待ってましたとばかりに寄った。「左をしっかり取れていたので、巻き替えて来たときに一気に引き付けて寄れた。タイミング良く前に出ることができた」。最後は体を預けるように寄り倒した。

 夏巡業で自己最高177キロにまで増えた体重は、初日までに4キロ絞り、さらに「少し落ちて動きやすくなった」。首痛で場所前に関取衆と稽古できなかった影響は、もう消えていた。

 小結の先場所は三役初勝ち越しとなる11勝を挙げ、大関とりの足固めが懸かる新関脇の今場所も、1横綱1大関を倒しての5勝目。「いいアピールになったと思う。明日以降にプラスになっていくという意味では大きい白星。また明日、しっかり準備して臨みたい」。虎視眈々(たんたん)と上をにらんでいる。【今村健人】

最終更新:9月18日(日)12時11分

日刊スポーツ