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<プロ野球>マイナス思考封印し飛躍 日本ハム・高梨

毎日新聞 9月18日(日)22時35分配信

 ○日本ハム4-2ロッテ●(札幌ドーム・18日)

 伸びのあるストレートを軸に、最少失点にとどめた日本ハムの高梨。「まさか10勝できると思わず、驚いている」と言葉は謙虚ながら、自信みなぎる投球で有原と並ぶチームトップの勝利数に達した。首位を猛追する原動力に、過去2年は勝利がなかった3年目右腕がいる。

 一回は浮いたフォークを4番・井上に左前打され、1点を失った。だが、そこから変化球を低めに集め、武器の直球でファウルを取り、優位なカウントを整える。五回に岡田の打球が右腕を直撃するも、六回は井上から145キロの直球で空振り三振を奪うなど、任された6回は最後まで球威が落ちなかった。

 今季序盤は中継ぎで23試合に登板し、2勝2敗。6月上旬に先発に回ってからは無傷の8連勝だ。前回登板は先発で今季最短となる四回途中で降板したが、映像を確認し、腕を縦に振ることを意識して立て直した。吉井投手コーチは「ストライク先行で、真っすぐで打者をやっつけられる。試合を振り返って生かす能力もある」と見る。

 1年目は同期入団の8人で唯一1軍に上がれず、制球難を気にして「マウンドに上がるのが怖かった」。2年目からマイナス思考を封印して飛躍した。「マウンドに上がるのが楽しい」と新人王も視野に入るが、「ここまで来たからには優勝したい。チームの勝ちだけを目指す」と頼もしい。【江連能弘】

最終更新:9月18日(日)22時35分

毎日新聞

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