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高山 赤星に並ぶ128安打!阪神新人歴代3位

スポニチアネックス 9月18日(日)8時13分配信

 ◇セ・リーグ 阪神3―6DeNA(2016年9月17日 甲子園)

 また、一歩、高みへ向かった。阪神・高山は中飛、空振り三振、中飛とモスコーソに3打席抑えられていたが、3番手・砂田に変わっていた2―4の7回2死一、二塁で右前適時打。初球のやや外寄りスライダーを痛烈なゴロで一、二塁間を破った。自身の記録だけではなく、その瞬間は逆転へ望みをつなげる価値ある一打だった。

 これで今季128安打となり、球団新人では01年の赤星憲広(スポニチ本紙評論家)に並んで3位となった。98年の坪井智哉(現DeNA打撃コーチ)の最多135安打までも、あと7試合で7本。9月は12試合で12安打を放っておりトップタイのペース。さらに今季37度のマルチ安打の爆発力があれば、新記録を打ち立てる可能性も十分にある。

 16日のDeNA戦では無安打に終わり、連続試合安打も4でストップしていたが、偉業を意識する時期にきても、一日だけで再加速する安定感は新人離れしている。その精神力が勝負強さにも表れている。この日の適時打で得点圏打率が・382にさらに上昇。・382の筒香に逆転されたもののリーグ2位はあっぱれすぎる高数字だ。

 入団から成長を見続けてきた片岡打撃コーチも記録挑戦を後押しする。「明確な数字の目標がある。球団最多安打記録、猛打賞、新人王、狙えるものは全部狙っていけばいい。1年目は一生に一度しかない。伸ばせる数字は伸ばしていけばいい。彼の力でここまでの成績になったんだから」

 チームの今季の目標は失ったが、個人的には十分すぎるモチベーションがある。それでも高山は5回2死満塁の中堅の守備で筒香に頭を越されたことを猛省。「捕球できれば勝敗は変わった? はい。そうです」。記録は二塁打だが、落下点に追いついていただけに、顔には自分のミスと書いてあった。マウンドの能見さんに申し訳ない…。決勝打としてしまった悔しそうな顔がまた、新人らしからぬ印象的なものだった。 (山本 浩之)

最終更新:9月18日(日)9時26分

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