ここから本文です

【山梨】韮崎工38年ぶり8強!1年生4投手が粘投!

スポーツ報知 9月19日(月)8時4分配信

◆秋季高校野球山梨県大会 第6日 ▽3回戦 韮崎工9-6富士学苑(18日 山日YBS球場)

 3回戦3試合が行われた。韮崎工が富士学苑を9―6で下し、県大会では1978年春以来、38年ぶりの8強進出を決めた。13安打で9点を奪うと、公式戦初先発の右腕・斉藤航大ら1年生4投手の継投で相手打線の反撃を抑えた。市川は、昨秋4強の駿台甲府を9―6で、帝京三は上野原を10―0の6回コールドでそれぞれ下し、準々決勝に進出した。

 9―6。3点リードの9回1死満塁。一発逆転のピンチにも、マウンドに立つ韮崎工の右腕・坂上俊輔(1年)は冷静だった。「真っすぐを思いきり投げて」。捕手の手塚幸也(1年)の言葉通りに腕を振ると、打球は二塁への併殺打に。勝利を決めて、坂上は息を吐いた。

 富士学苑は初戦(対甲府城西)で14安打を放ち、10―3で勝ち上がった打力のあるチーム。この日登板した韮崎工の4投手はいずれも1年生だった。手塚は「厳しい戦いだとは分かっていたが、投手それぞれの良さを生かして踏ん張ろうと話していた。(先発の)斉藤は制球よく4回2失点。後の投手も気持ちを込めて投げてくれたので、安心して受けられた」。打線でも4番・伊東貴光(2年)の5打数2安打2打点を筆頭に13安打。4犠打をからめるなど投打がかみ合い、チーム一丸で勝利を呼び込んだ。

 1978年の春大会3回戦で日本工業航空(現日本航空)に9―5で勝利したのを最後に、8強から遠ざかること38年。石丸慎監督(43)は「まず8強と言い続けたが、やっと勝てた。新しい歴史を作ることができたのはうれしい」と話したが、同時に「まだ可能性のあるチーム。これからです」と気を引き締めた。経験値の少ないチームらしく思いきりの良さを武器に、更なる勝利を目指す。(大津 紀子)

最終更新:9月19日(月)16時19分

スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報