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遠藤、新入幕後初1敗ターン…7度目挑戦で勢に初勝利

スポーツ報知 9月19日(月)6時4分配信

◆大相撲秋場所8日目 ○遠藤(寄り倒し)勢●(18日・両国国技館)

 東前頭14枚目・遠藤が2013年の秋場所新入幕後、初めて1敗で中日を折り返した。過去6戦全敗の西前頭7枚目・勢を寄り倒した。左膝、右足首の故障で実力を出し切れなかった人気者が復活。全勝ターンを決めた東大関・豪栄道を1差で追走し、12年夏場所の旭天鵬(現大島親方)以来29度目の平幕優勝の雰囲気も漂ってきた。東横綱・日馬富士、7日目に今場所初黒星を喫した東前頭筆頭・隠岐の海も1敗を守った。

 遠藤は痛めている右足で力強く踏み込んだ。一気に前に出ると上手出し投げで勢を泳がせた。最後はもろ手で寄り倒して天敵を初退治。「悪いイメージとか、すごくやりにくいとかはない。特に嫌な感じではなかった」。平然と並べた言葉にも余裕がにじみ出た。誰もが期待する強さが戻ってきた。

 デビューから史上最速の所要3場所での新入幕。連日満員御礼が続く相撲人気に火をつけたが、昨年春場所に左膝、今年初場所に右足首を痛めて失速した。名古屋場所は3勝12敗。手術を回避し回復が遅れたが、状態が上向いた。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)は、「一日やっては一日休んでいた。100%ではないが普通に稽古ができるようになった」。連日20番以上の申し合いで場所に臨んだ成果が結果に出た。

 前日17日は二子山親方(元大関・雅山)がプロデュースする焼き肉店に足を運んだ。夏場所から場所中に来店した関取は、9連勝中と験のいいお店だ。「『頑張ってくれ』と激励したけどプレッシャーをかけたかも…」と同親方は心配したが、不敗神話は見事継続。「肉厚の部分をいろいろと出していただきました。ありがたかった」と遠藤は歓待に感激。食べたいものを食べる調整法で体重は自己最高の154キロを維持。重量感のある相撲で白星を重ねた。

 人気者の復調に八角理事長(元横綱・北勝海)も「重さが出ている。膝が良くなったんだろうね」と目を細める。幕尻付近での快進撃は横綱・大関との対戦が組まれにくいため一気に星を伸ばせる。前頭10枚目以下で平幕優勝したケースは過去28例中8例ある。「優勝? それを聞いたら笑っちゃう。考えてなかったんでね」。強さが戻った遠藤に、もしかして…の期待は十分かけていい。(網野 大一郎)

最終更新:9月19日(月)6時4分

スポーツ報知

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