ここから本文です

【清水】大前!CKから2発!ロスタイム逆転3連勝

スポーツ報知 9月19日(月)8時4分配信

◆明治安田生命J2リーグ第32節 清水2―1水戸(18日・IAIスタジアム日本平)

 清水エスパルスが水戸を下し、今季初のリーグ3連勝を飾った。後半21分に先制された清水は、途中出場のエースMF大前元紀(26)のCKから2発で逆転し、4位に浮上した。後半40分、DF松原后(20)のJ初ゴールで同点とすると、ロスタイムにDFビョン・ジュンボン(25)がヘッドで劇的な勝ち越しを決めた。清水は、大分との天皇杯3回戦(22日)を挟み、25日に昇格争いを繰り広げている松本(午後2時・松本)との直接対決に臨む。

 ラストプレーだった。後半ロスタイムも4分以上が過ぎて、清水MF大前が、左CKから“サヨナラ劇”を演出。「キーパーが触れないところに速いボールを蹴れば、何かが起こると思った」。ファーに走り込んだDFビョンの頭で合わせて劇的勝利。直後に終了のホイッスルが鳴ってスタジアムは興奮のるつぼと化した。

 後半19分から途中出場。2分後に先制される苦しい展開。「なかなかボールに触ることができず、難しい入りになってしまった」そんな劣勢をはね返したのが、エースの右足だった。後半40分にはCKからニアでDF松原に合わせて同点。「セットプレーでの得点が少なかったので、チームも自信が付くと思う」精度の高いクロスで、敗色濃厚のムードをひっくり返した。

 いつもは物静かなDFビョンも、喜びを爆発させた。J1号が価値ある決勝ゴーでヒーローインタビューに呼ばれた。「相手が警戒するテセ(鄭大世、チョン・テセ、32)さん、ハセ(長谷川悠、29)さんがニアに走り込んだので、ボールが来ると信じてファーに流れた」と振り返った通り、ドンピシャのヘッドでネットを揺らした。「どういう動作で喜んでいいか分からなかったけど、とにかく興奮しました」。仲間が次から次へと覆いかぶさってくる手荒い祝福にも、心地よさが残った。

 クラブ新となる8戦連続マルチ得点で、今季3度目の逆転勝利。5度目の挑戦で今季初のリーグ3連勝達成に、大前も「でっかい1勝」と喜んだ。25日に対決する2位・松本がこの日引き分けたため、勝ち点差は4に縮まった。決戦を前に、勢いが付く白星となった。 (塩沢 武士)

  松原同点弾

 DF松原のJ初ゴールが貴重な同点弾となった。MF大前からのクロスが左足かかとに当たって、ボールはゴールに飛び込んだ。「速くて低い、いいボールだった」と絶好のアシストに感謝。「あまり喜ばなかった? まだ同点だし、あそこでは、そんなに喜べないでしょ」。派手なガッツポーズは封印した。

最終更新:9月19日(月)17時21分

スポーツ報知

スポーツナビ サッカー情報