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【FC今治】岡田武史オーナー「神様が決めたこと」四国リーグV2水入り

スポーツ報知 9月19日(月)6時5分配信

◆四国リーグ第13節 FC今治―高知(18日、高知・春野陸上競技場)

 元日本代表監督で、日本サッカー協会の岡田武史副会長(60)がオーナーを務めるFC今治が18日、“水入り”で四国リーグ連覇がお預けとなった。第13節が高知・春野町で行われ、引き分け以上で優勝が決まる首位FC今治は、勝ち点5差で2位の高知ユナイテッドと対戦。前半を1―0で折り返したが、雷雨の影響で後半15分に中断され、協議の結果、後日再試合となった。残り2節のFC今治は25日に本拠地でKUFC南国と対戦する。

 開幕から12連勝と無敵のFC今治も、空には勝てなかった。連覇に王手をかけ乗り込んだ高知U戦は、激しい雷雨で後半途中に中止となり、後日再試合が決定。まさかの展開にも岡田氏は冷静だった。「これだけは誰のせいでもない。神様が決めたこと。もったいないとかは思わない」。数々のアクシデントをくぐり抜けてきた元日本代表監督は淡々と述べた。

 試合前から降り始めた雨は時間を追うごとに強くなり、前半途中からピッチは田んぼのようになった。ボールコントロールが困難な中でFC今治は前半35分、右からのクロスをMF桑島良汰(24)が合わせて先制。前半を1―0で終えるとスタジアムには雷鳴がとどろき、ハーフタイムは通常の15分から倍の30分に変更された。雨は一時上がったが、後半が始まると再び天候は悪化して開始14分後に中断。雷光も見られるようになり協議の結果、プレーするのは危険と判断されて午後4時20分頃に中止が決まった。

 優勝に近づいていたが、再試合にはこの日のスコアは反映されない。無念の思いを抱えた選手たちに、岡田氏は控室で言葉をかけた。「自分たちの力でどうにもできないことは考えてもしようがない。自分たちのできることに集中しよう」。愛媛・今治市からバスツアーで50人が来場したサポーターに向けては「また次も来てもらいたい」と述べた。

 再試合は今月22日か10月9日で調整中。10月となった場合は、今治市で行われる次節9月25日のKUFC南国戦で優勝が決まる可能性がある。岡田氏は「ホームで優勝の可能性が出てきたのはけっこういいことかな。また、新しいチャレンジ。全力で勝ちに行く」と眼鏡の奥の目を光らせた。

(斎藤 成俊)

最終更新:9月19日(月)6時5分

スポーツ報知