ここから本文です

セグウェイに乗って見る景色は新鮮! 広大な国営昭和記念公園で風を感じて…

産経新聞 9月18日(日)10時45分配信

 東京都立川市と昭島市にまたがる面積約170ヘクタールの「国営昭和記念公園」。東京ドーム約36個分という広大な園内を、電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」で巡るガイドツアーが人気を博している。同公園には取材などで何度も訪れたが、セグウェイに乗って見た景色は新鮮だった。初めての来園者なら、爽やかな秋晴れの下での貴重な体験を、誰かに話したくなること請け合いだ。

 ■“革命的”乗り物

 平成13(2001)年の今ごろだったと思う。米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、アップルのスティーブ・ジョブズ氏らが一様に「革命的」と称賛した正体不明の製品「ジンジャー(開発名)」の噂を聞いたのは。やがて、それがセグウェイと名付けられた乗り物だと分かり、詳細が公開され、乗ってみたくて仕方なかった。あれから15年。まさか、こんな形で初体験できようとは…。感激だった。

 セグウェイの乗り方を教えてくれる指導員兼ツアーガイドの喜瀬頌之(のぶゆき)さん(31)と落ち合ったのは、同公園の「西立川口」。ここが出発・帰着地となる。JR青梅線「西立川駅」から歩いて数分の距離だが、ほかの入り口からだと20~30分はかかる。何しろ、この公園は広いのだ。

 入り口脇の事務所で手続きを終えて、ヘルメットをかぶると乗り方教室。一通りの手順を聞いた後、喜瀬さんが「乗ってください。セグウェイがバランスをとってくれますから」。手取り足取りの指導のおかげで、15~20分もすればコツがつかめて、前後の重心移動と左右のハンドル操作で自由に動けるようになる。これまで、乗れなかった人は「ほとんどいない」そうだ。

 ■時速10キロで5~6キロ

 その後の約90分の園内ツアーは実に快感だった。

 時速10キロほどのスピードで同園を南北に行って、帰ってくる全長5~6キロのコースは「水鳥の池」を回って林の中を通り、高さ20メートル超の大ケヤキがそびえる「みんなの原っぱ」を抜け、日本庭園に。抹茶と和菓子をいただいて休憩したあと、坂道を登って標高125メートルの「北の大滝」を経由して出発地へ。

 初めて同公園を訪れたときは歩き疲れて途中で挫折したが、セグウェイなら楽ちん。しかも、いつもより高い目線からの景色は新鮮だ。

 喜瀬さんは「ここにはオオタカがすんでいます」「秋にはカエデが色づいて、本当にきれいになりますよ」などと案内し、時折、スマホを使って記念写真も撮ってくれる。辺りを歩く人々が話す「あ、セグウェイだ」「すご~い」「かっこいい」といった声が聞こえるたびに、ちょっとうれしい。

 一緒に参加した埼玉県所沢市の高橋さん親子3人のうち会社員の20代の娘さんは「一度乗ってみたかったので今日は大満足。できれば1日中セグウェイをレンタルしたい」、60代の母親も「思ったように操作できて楽しかった」と感想を語っていた。

 約2時間半のツアーで9千円(日本庭園での抹茶、和菓子代込み)は確かに安いとはいえないが、「4、5回と参加するリピーターもいる」(喜瀬さん)とか。貴重な経験ができると思えば納得できるに違いない。(三浦恒郎)

最終更新:9月18日(日)10時45分

産経新聞

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。