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政務活動費不正問題 連続する議員辞職・・・富山市で一体何が

AbemaTIMES 9/18(日) 12:05配信

(C)AbemaTV

今、富山市である問題が相次いでいる。政務活動費の不正請求問題で、市議・県議が相次いで辞職し、市民100人以上が集まって抗議するなど大波乱を巻き起こしているのである。

事件の発端となったのは8月末、自民会派のドンと呼ばれている中川勇前会長の不正が明らかになったことである。中川氏は印刷会社から白紙領収書を束でもらい、不正報告書の資料印刷代を架空請求。その額は5年間で786万円にものぼるという。

9月に入ってからも引き続き不正が発覚。自民会派の村山栄一市議(当時)はすべての市政報告会で水増し請求をしていたと言い、「いろんな経費が必要であったためついやった」と会見で答えた。

さらにその会見の翌日の9月9日、村山氏の辞表を受け取った市田龍一議長ら自民会派の市議5人にも新たな疑惑が浮上。その後音声テープが流出するなど、言い逃れのできない状況に陥ったものの谷口寿一市議は関与を断固否定。そのような中、自民会派の岡本保市議(当時)が領収書を偽造、茶菓子代として20万円を不正取得していたことが明らかになった。「悪いことをしたという自覚が欠けていた」と本人は語る。

さらに民進党系の市議が集まる民政クラブでも、領収証の改ざんなどにより多額を不正取得していたことが明らかになった。また9月15日関与を否定していた谷口市議が、不正取得したお金を受け取っていたとして市民団体により刑事告発された。

その市民団体「市民が主人公の富山市政をつくる会」に所属する吉田修氏は、「これは今に起こったわけではなく、みんなで不正行為を行っている」と組織犯罪が日常化している事実について言及。「市民の税金を無駄に使っているから市長が告発しなければならないのに、自民党も民進党も市長の与党なため告発しない」と問題を指摘した。

現在富山市議では定数の1/6以上が欠員しているという。これにより50日以内に補欠選挙を行わなければならないものの、その費用には約1億円かかる。これにより自民会派では、補欠選挙ではなく、自主解散により出直し選挙をするべきとの声が挙がっている。

度々政界で話題になる政務活動費不正問題。全国的にみると、もしかしたら今回明らかになった富山市議会・県議会での問題は、まだまだ氷山の一角に過ぎないのかもしれない。

最終更新:9/18(日) 12:05

AbemaTIMES

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