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玄海再稼働で知事、10月に全首長から意見聴取【佐賀】

佐賀新聞 9/18(日) 10:48配信

17日で調整

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働について、佐賀県の山口祥義知事が、10月17日に開催を予定している「GM21ミーティング」で県内20市町の首長に意見を聞く方向で調整していることが17日、分かった。原子力規制委員会の審査会合は終了しているが、最終的な「合格」は出ていない段階になるとみられ、国からの要請がある前に議論の進め方などを意見交換する。再稼働に向けた県内の動きが本格化する。

 GM21は、山口知事と県内全ての市長、町長が行政課題について意見を交わす場として定期的に開いている。玄海原発の再稼働に関して山口知事は従来、各首長の意見を聞く考えを示しており、10月の会合で議題の一つとして取り上げる。

 取材に対し山口知事は、具体的な意見交換の内容は検討中とした上で「GM21は何かを決める場ではないので、フラットに考えを聞くいい機会。『これからいろいろな手続きが始まりますが、ご意見ありますか』という感じで、割とざくっと聞きたい」と話した。

 玄海3、4号機の再稼働に関する規制委の審査会合は、16日に終了した。今後は九電が指摘事項を反映させた補正書を9月中にも提出し、規制委はこれを精査して「合格証」となる審査書案の作成に入る。その後、パブリックコメント(意見公募)を経て、早ければ年内にも合格する見通し。

 山口知事は、エネルギー政策としての原発再稼働は容認の立場だが、玄海原発の再稼働は、国の安全確認を前提に、国から地元同意の相談を受けた段階で、他県の事例も参考にしながら考え方を整理するとしてる。県民から幅広く意見を聞く考えも示しているほか、規制委の合格が出る時期の前後をめどに、有識者らで構成する第三者委員会の設置を検討している。

最終更新:9/18(日) 10:48

佐賀新聞