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高桑早生「4年間の全てを出し切った」

カンパラプレス 9月18日(日)14時26分配信

 リオパラリンピックの大会11日目にあたる17日、オリンピックスタジアムで陸上女子100m(T44クラス)決勝が行われ、高桑早生(エイベックス)は13秒65で8位入賞となった。4年前、初出場だった2012年ロンドンパラリンピックでの自分自身を超えることを目標としてきた高桑。決勝での順位こそ落としたものの、予選ではロンドンで叶わなかった自己ベストをしっかりと更新し、本番での強さを見せた。

幸せを噛みしめながら走った決勝

 高桑は、3日前に行なわれた200m予選で自己ベストを更新し、調子の良さをうかがわせていた。翌日の決勝でも予選同様、特に前半で、ストライドの大きいダイナミックな走りが見られ、最もメインとしている100mにも期待が寄せられた。

 そしてこの日、まずは100m予選に臨んだ高桑は、自己ベストを0秒16上回る13秒43をマークしてみせた。スタートも反応良く思い切り飛び出すことができており、決勝でさらなる記録更新されるかが注目された。

「この4年間やってきたことを、全て出し切ろう」
 決勝のスタートラインに立った高桑はそう決意すると同時に、ひしひしと感じているものがあった。
「パラリンピックという舞台の決勝を走れることが、いかに幸せなことかを噛みしめていました」

 会場が静まり、全ての視線が8人のファイナリストたちに注がれる中、号砲とともに高桑は勢いよく飛び出した。力みのない、そしてブレない走りができていた。だが、後半は前を行く他の選手たちに無意識に体が反応したのか、少し硬さが見られた。結果は、13秒65で最後にゴール。それでもレース後、ミックスゾーンに現れた高桑の表情は、晴れ晴れとしていた。

「今できることは、すべて出し切ることができました。ロンドンよりも順位を落としてしまったことだけは本当に悔いが残る部分ではありますが、、それでも4年間やってきたことが、間違いではなかったことを今、実感しています」

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最終更新:9月18日(日)14時40分

カンパラプレス

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