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ジュリエット役に大抜てき 鳥栖高の木下晴香さん

佐賀新聞 9/18(日) 11:36配信

TBS、ホリプロ制作「ロミオ&ジュリエット」

 鳥栖高校3年の木下晴香さん(17)=鳥栖市=が、来年1月から東京で始まるミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役に選ばれた。世界的にヒットした大作で、今作はTBSやホリプロなどが企画制作を手掛け、宝塚歌劇団の演出家として数々の受賞歴がある小池修一郎氏が木下さんを抜てきした。大舞台に立つことを夢見てきた木下さんは「憧れの舞台にワクワクしています」と期待に胸を躍らせている。

 木下さんは、小学3年から中学2年まで地元の「キッズミュージカルTOSU」に所属。高校からは声楽の先生に学ぶなどミュージカルの舞台を目指してきた。転機は、昨年出場したテレビの歌唱コンテスト番組で訪れた。決勝へ進出した歌声が耳にとまり、俳優の小栗旬さんらが所属する事務所にスカウトされ、今作で演出を担当する小池氏からオーディション参加のオファーがあった。

 小池氏は「(今作のジュリエットの)音域をカバーして歌える人は少ない」と評価する。オーディションから3日後に合格メールが届き、夢への切符をつかんだ木下さんは「信じられない思いでしたが、うれしかった」。

 共演には今夏の博多座公演ミュージカル「エリザベート」で皇太子ルドルフを演じた古川雄大さんや、テレビドラマでも活躍する大野拓朗さんら若手俳優をはじめとする実力派がそろう。木下さんは「客席から見ていた憧れの人たちと共演できるのが幸せすぎる」と夢見心地で喜びを語る。

 突然訪れたチャンスを次のステップとするためにも「少し不安な芝居を頑張りたい」と11月から始まる稽古へ気合を入れ直す。

 子どもの頃から成長を見てきたキッズミュージカルの有馬治子事務局長は「昔からしっかり目標へ向かっっていく子だった。安心して応援しています」と目を細める。家族や友人らの応援を受けて大舞台へ挑む。

 ▽ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」は、東京・赤坂ACTシアターで来年1月15日~2月14日、大阪・梅田芸術劇場で2月22日~3月5日、上演。

最終更新:9/18(日) 11:36

佐賀新聞