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暑かった夏...リオに沸き、台風に泣く 福島県内は野菜値上がり

福島民友新聞 9月18日(日)11時18分配信

 県内は今夏、平年より暑い日が続いた。台風の影響でジャガイモなど北海道産の野菜を中心に値上がりし、スーパーでは精肉やアイスなど夏の定番商品が好調だった。家電量販店ではリオ五輪特需で大型テレビの売れ行きが良かった。関係者の声を交え夏を振り返る。

 【市場・スーパー】福島市の福島中央青果卸売によると、野菜では天候不順の影響でキュウリの出荷が遅れ、ピークが一時期に集中して過剰となったため相場が下落。台風10号などの影響ではジャガイモやニンジン、タマネギなど北海道産が上昇した。
 野菜以外をみると肉の売り上げが伸びた。会津若松市のリオン・ドールコーポレーションによると、スタミナをつけて猛暑を乗り切ってもらおうとの同社の戦略もあり、バーベキュー用のアメリカ産牛肉が人気を集めた。
 郡山市のヨークベニマルによると、7月は輸入果実などが好調で、健康志向を反映したヨーグルト、定番のコメやカレーも売れ筋商品となった。

 【家電量販店】福島市のケーズデンキ福島南本店によると、リオ五輪の開幕を控えた6、7月に大型テレビの需要が急増、前年同月を約4割上回った。
 DVD・HDDレコーダーなどの売れ行きも好調だった一方、7月はエアコンの売り上げが伸び悩んだ。
 勝田博之店長は「伸び悩んだエアコンの売り上げをテレビの売り上げでカバーできた」と話した。

 【レジャー】いわき市は7月16日~8月16日に勿来、四倉の両海水浴場を開設し、入り込み客数は昨年より8446人増え震災後最多の6万7390人となった。市は「市外や県外に情報発信してPRに努めたことが増加につながった」と分析する。
 福島市のダイユーエイトによると、好天が続いた8月はバーベキュー用品の売れ行きが好調で、花火なども前年を上回った。

 【気温・降水量】福島地方気象台によると、7月の降水量は各地で平年を大きく下回った。平均気温は平年並みかやや高く日照時間はほぼ平年並み。8月に入ると、前半は高気圧に覆われる日が多くなり気温が上昇。後半は相次ぐ台風で雨の日が続いた。
 石川町の千五沢ダムは貯水量が減り、管理する母畑地区土地改良区は渇水対策のため6~8月、一時的給水を挟みながら農業用水の供給を停止した。稲への影響が懸念されたが、一部にとどまるとみられる。

福島民友新聞

最終更新:9月18日(日)11時18分

福島民友新聞